まんちゃんが旅立ちました。
あと20日で16歳のお誕生日だったんだけどな。
眠気なんかないし、ひと泣きして少し落ち着いたので、忘れないうちに少し書いておこう。
先々週の木曜日から、自力で立てなくなり補助をしてればなんとか大丈夫だった。
3日前の木曜日からほとんど寝たきりになり、金曜日には完全寝たきりになりました。
インスタで皆さんにアドバイスを頂き、オムツ生活もスタート。
1月の三連休以降からの下痢や嘔吐。
きっと、この時から辛かったんだろうな…
ご飯も1月の半ばから、ドッグフードをふやかしてあげたり、大好きな納豆やジャーキー、フレークを入れて香り付けして食べてもらってた。
先週の水曜日くらいから、ジャーキーも食べず、納豆すら食べない。
金曜日にはお水も飲まなくなってた。
ここ数日、夜中に鳴いてた(吠える)けど、集合住宅だから近所迷惑になる…と、そればかりで。
苦しいね、辛いね…と話し掛けながらも、「うるさいよ」と怒ってた。後悔。
最後の最後まで怒ってた方が多いのに、逝く時は静かに黙って逝っちゃった。
多分私の寝始めの頃。日付も変わったかどうか分からないけど、時間的にはそのくらいかと。
ふと、「今日は全然鳴かないな」と時計を見ると、私が寝てから4時間ちょい。
昨日の夜中は30分毎くらい鳴いてたのに。
慌ててまんちゃんを見ると、死後硬直も始まってた。可愛い肉球は、ほんのり温かい。
抱きしめながら、ごめんね…と言って泣いた。
寝始めの頃、ペットシーツと身体が擦れる音が聞こえたけど、その時が最期だったんだろう…って今更気付く。音が聞こえた時に傍に行けば、抱きしめながら看取ってあげられたかもしれないのに…
土曜日の日中、痙攣が多くて覚悟してた。
20時頃にまんちゃんの目を見ると、ここ最近見なかったくらい正気のある目をしてた。
久々に見た優しい目に、どことなくホッとしてた。
私が小5の春休み前だろうか。
「子犬が産まれたから、誰か飼わない?」と、ある人が連れている犬に一目惚れしたのがきっかけ。
当時ペット禁止の家なのに、飼いたい!と親に懇願するけど「ダメ」と言われ。
でも、しつこく「可愛いんだよ」と言ったからなのか、こっそり飼う事になった。
我が家に来る頃には、桜の季節だから「さくら」と名付けた。
「さくら」と呼んでも反応なく、あるドラマを見ていたら主人公が「まんちゃん」で面白い名前だね!と、試しに呼んだら反応したので通称「まんちゃん」と変わりました。
小6の4月からは、ずっと一緒。
就職して、お出掛けに連れて行ったり、美味しいものや可愛い物を買ってあげたり、楽しかったな。
ゆきが来て、子供が生まれ、まんちゃん優先じゃなくなったのに、いつも優しくしてくれた。
ゆきにしつこくされても、あまり怒らず、お気に入りのおもちゃを取られても壊されても怒らなかった。
子供の沐浴は毎日見てた。
平日の昼間には、まんちゃんとゆき、子供と私でお散歩したり。
まんちゃんは歩くペースも合わせてくれた。
お帰り!!と、嬉しそうに尻尾をブンブン振ってお出迎えしてくれたのは、いつが最後なのかも思い出せない。
少しずつ寝る時間が増え、私たちが帰宅しても気付かない事が増えて来てたもんなぁ。
今じゃ想像もつかないくらい、やんちゃ娘で力もすごくあった。
往復15kmあった道のりを、2人で自転車旅をした事もあった。
思い出はたくさんあるけど、後悔ばかり。
でもね、私が育休中で一日中家に居る時に介護で良かった。
本当は寂しがりやで甘えん坊のまんちゃんだから、身体が動かなくなった時に一緒に居たかったのかな…
私が泣き虫だと知ってるから、気付かれないように静かに一人で旅立ったのかな…
そうやって、自分勝手に解釈してる。
1/22、この日は家族揃ってお散歩に出掛けた。
ドッグラン登録を更新し、旦那にお願いしてドッグランに入れてもらった。
疲れていたけど、とてもいい笑顔だった。
帰り道での信号待ちのときにパチリ。
お目目瞑っちゃったけど。
次の日には、補助が無いと立てない状態だったから、本当に最後のお散歩。
悔やんでも悔やみきれないことばかり。
ブログ書いてるけど、冷静なのか冷静じゃないのか…自分でも分からない。
もう泣きそうだもん。
ブログも支離滅裂で、何書いてるんだか分からないんだろうな。
まんちゃんは幸せだったかな。
きっと1ヶ月近く苦しくて、辛かったはず。
お友達には会えたかなぁ。
美味しいご飯とおやつを用意するからね、待っててね。
とりあえず、ゆっくり休んでね。
まんちゃん、長い間ありがとうございました。
また会える日まで待っててね。