Hallowe’en night | 櫻ふぶきのつぶやき

櫻ふぶきのつぶやき

ペースがばらばらのお話ブログです
嵐さんのLOVEを
お名前をお借りして書いています

happy Hallowe'en 🎃

お話が書けていない中で

4年前(2017年)に書いた

櫻葉ハロウィンのお話を

強引に発掘してきました

 

 

B L要素を含んだ表現がございますので

そぐわない方は

お読みになりません様・・。

お願いいたします

 

 

 

宝石赤宝石赤

 

「んんっ・・・相・・葉・・・くん・・・?」

 

宝石赤

嵐のレギュラー番組の収録終わり

 

今日は3本収録で

「さすがにアラサーには3本きついな」

って松潤まで言いだす。

 

「誰?3本目にクリフやるっていったの。

くふふふふふっ!」

 

その壁登りに

俺と相葉くん

 

ありがたいことに

3本目のゲストさんが

芸人さん集団で

おかげで、スタジオは盛り上がり

俺達も

テンション下げずに収録できたんだけど。

 

ピコン音譜

 

「ん?」

 

帰り間際に

相葉くんからLINEが来た。

 

「今日、家来ない?」

 

「えっ?」

だって、そこにいるのに

LINE?

 

って。相葉くんを観る。

 

その前に。

友人から飲みの誘いが入っていた。

その返事をしようとスマフォを見ていた時だった。

 

いつもなら

友人を優先したのだけど

それがわからない・・

観た先の相葉くんの黒い瞳が

瞬きとともに

くるりと光を放った・・・ように見えて・・・

 

ピコン音譜

 

「前にしょーちゃんが美味しいっていってたワイン

手に入ったんだ」

 

クルリと光る瞳・・・。

 

俺は友人ではなく

相葉くんに

「ありがとう。お邪魔するよ」

って返事をした。

 

もう一度

観た先の相葉くんと目が合う

にっこりと笑顔の相葉くん

 

やっぱり・・瞳がクルリと光った。

 

宝石赤

 

「お邪魔しまーす」

 

「どうぞ―」

 

俺は気になって仕方なかった

不思議な光を放つ

相葉くんの瞳

 

だから何度も相葉くんを見つめてしまう

 

目が合う度に

『どうしたの?』

と言いたげに首をかしげ

ぺろりと舌を出す

相葉くんに・・ドキリとする

 

「これだよねー!」

とワインを俺に見せに来た

「そうそう!よく見つけたね」

「うん、ちょっと頑張った。」

「そうなの?」

「そうだよ」

 

そのワインに合いそうな

つまみが

オシャレに器に盛られて出てきた

 

相葉くんの用意してくれたつまみは

美味くて

ついつい話も弾んで・・

二人でワインを空けてしまう勢いだ。

 

「泊まってくでしょ?」

 

「いや、タクシーで帰るよ」

 

「どうして?明日はお昼からでしょ?」

っていいながら、近づく貌

 

「んんっ・・・相・・葉・・・くん・・・?」

 

キス?

 

「泊まって・・・行けばいいよ」

 

それは、囁き・・

心地よく響く声・・

 

そして瞳が・・・

くるくると形を変える

黄緑色の瞳・・

 

そのまま・・・フロアへ 押 し 倒 された

 

入ってくる・・・

唇から相葉くんの香り・・

俺の鼻先をかすめる

いい香り・・

 

俺は酔ってるのか?

 

そして現実なのか?

 

吸い込まれそうな黄緑色の瞳

 

愛 撫 を 受ける俺のカラダ

 

抗えない気持ち良さに酔う・・。

キスに・・翻弄される俺・・。

 

キスしている間さえ

そらすことができないその瞳

 

「お前は・・・誰だ・・?」

やっとたどり着いた問いかけに

 

答える・・・

 

「Trick or Treat」

 

「え?」

 

「しょーちゃんを頂戴?

くれなきゃ・・いたずらするぞ?」

 

「ふふふっ・・・

あげたら・・・どうなる?」

 

「くふふふ・・・同じだね。でも、

優しくいたずらしてあげる」

 

俺は・・・その黄緑の瞳の罠に

かかった・・・らしい

 

それなら・・。

 

「ふふふふっ・・・後悔しても知らねーぞ?」

 

っていいながら体を反転し

相葉くん・・・いや、雅紀を見下ろし

キス・・・唇に

頬に・・首に

甘く・・声 をあ げ始る

 

顎・・・そこをなでると

なおさら震えるように目を閉じて

悦ぶお前は・・・

 

だって見えてるぜ?

耳も尻尾も。

黄緑色の瞳は

部屋の光に反応して

「ほら、縦長だし」

 

「そう・・今日は特別な夜だからね

しょーちゃんを手に入れるために

魔法をかけてもらったんだ・・」

 

「誰に?」

 

「誰だろう?たぶん・・・月・・?

もうすぐ飛んでくるよ?

魔女が・・

あ あっ・・・しょーちゃ・・もっと・・」

 

「さて?何しようか?

くれてやるよ、俺のこと。

だからお前もよこせよ」

 

「うん・・・最初からそのつもりだよ」

 

柔らかい髪・・

少しざらついた舌

背中に回った手は・・

 

「痛って!爪立てるなよ」

 

「くふふふ・・・ごめ・・・つい・・・あ・・・

んんふぅっっ・・・」

 

「まさき・・いいよ・・おまえ・・。

最高・・あ あっ!」

 

にゃ黒猫

 

ハロウィン

 

Happy Hallowe’enおばけ

 

 

From・・・Sho

乙女のトキメキ  乙女のトキメキ  乙女のトキメキ

HAPPY Hallowe’en

 

雅紀が猫になったのか

猫が雅紀になったのか

不思議な夜を楽しんでいただけたらと思います

 

挿絵の雅紀の目は力作です

 

ほんものの猫の目の画をはめています

( 色は少し強調してあります)

 

 

お読みいただき

ありがとうございました。おばけ