死んじゃったからハイ次と、速攻で後釜パンダを用意する事を
本当に国民皆が心から喜んでいると思ったのかしら。
勝手にそう断言した福田さんに、少し失望させられた気がしています。
キャラが死んだらリセットすればすぐ再開できる、そういう類の対戦ゲームは非難はするくせに
代替はいとも簡単に手に入ると、大人達が進んで子供達に教えているようなもんですよ。
空になったパンダ舎の前で、動物の死を心から悲しみ、生命について考える機会を
与える事の方が、今の子供たちには余程大事な事なんじゃ?
可愛がっていた愛犬を失い、悲しみに打ちひしがれている娘を慰めようと
父が子犬を抱いて帰宅した。
子犬を泣きながら強く抱きしめる娘と、そばで一緒に涙を流す母。
はしゃぐ愛らしい子犬のすがたに、先ほどまでの娘と妻の悲しい涙が
いつしか泣き笑いに変わっていく・・・
愛犬の死で暗くなった我が家を救う、そんな優しい大黒柱を福田さんが
演じようとしたのかは分かりませんが、心の入った演技かそうでないか位は
観ているものにはちゃんと伝わってしまうものです。
やっぱり役者の意味では、小泉さんは上回ってましたね。
福田さんは、どうも読みが甘い。国民の心情を捉えるのが下手。
ましてや政治家のお金の使い方や、その金銭感覚の有り方に国民が敏感になっている今
億の経費がかかるパンダレンタルは反感を呼ぶでしょう。
パンダを外交手段に使ったツケは、まさにジャイアントに跳ね返りそうよね。ヽ(;´ω`)ノ