自分は枠外だからどうも見えてしまう話なのですが、自分の職場には

とても不可解な査定制度があります。

と言うか、こういうのはどこの会社でも当たり前の制度なのでしょうか。


例えば部長が工場長を。工場長が主任を。主任がパート社員をといった具合に

一人の人間が、決められたターゲット一人もしくは二人の人間の日頃の働き具合を

項目ごとに査定し、文書にまとめて幹部に報告する任務が課されているのですが

その査定の内容によって、査定した人間の賞与の額が左右しているそうです。




となるとですよ。

よほど馬鹿正直か欲の無い人間で無い限り、自分の査定対象を悪く報告する人間は

いないだろうと初めから想像出来てしまいます。


あるパート社員は、派遣の人間の私が観察する限り、その仕事ぶりの悪さと進歩の無さ

協調性の欠落、言動の身勝手さは、よく今まで誰にも咎められる事無く

働いて来られたなと思えるほど酷いものです。

まわりの人間がストレスを抱え、職場環境を明らかに乱していると言えます。


そして実に問題なのが、主任がこの人の査定を10年以上も任されて

点をつけて上に報告している事です。


見て見ぬ振り。知ってても言わない。

そのパート社員はヒステリーの持ち主なので、ミスがあったとしても

あたり触らず刺激しないで、その場をやり過ごしています。

仕事に意欲が無くても、時間稼ぎしてても、ずるがしこく身勝手な動きをしていても

良いお点をつけて、自分は部下を上手く動かしている、自分の日頃の指導によって

会社に貢献させていると、私たちから見れば査定を偽造して報告しているのです。


会社は労働力の向上や生産性を進歩させ、出来る人も出来ない人も、反省や自らの行動を

改める機会を与え、人が人を育てる事を最大限の目的として、査定という制度を

作っているのではないのでしょうか。

しかし現実的には、その制度が実は会社の明日の発展には、何の役にも立っていない。

保身の為、自分の稼ぎの為に、現場の事実を隠すただの給料泥棒を作っているだけなんじゃ?

それとも何年経ってもそれを見抜けないトップが1番アホ?



親亀も小亀も孫亀も、みんなでつるんで進歩なし。


こんな嘘くさの査定制度は、無駄~無駄~無駄~(^o^;)