Betty Mahmoody
 Not Without My Daughter

昔のことだがスペイン人の友人にすすめられてこの本を読んだ。この本は実話でアメリカ人のベティさんが医者でイランの夫と再婚しイランに一時帰国した時にイラン人の夫がが豹変してアメリカへの帰国させないように妻と娘を監禁し暴力をもって虐待するという話である。そして妻の娘を連れて懸命の脱出劇はこの本では書かれている。


この本は英語だったにもかかわらず数日で読めるくらい熱中できたものだった。さてこの本を読んで国際結婚に対して少し恐怖心みたいなものが当時、まだティーンネージャだった僕には生まれた。そしてイスラムに対しても少し恐怖心みたいなのがあった。


そんな中、偶然にもサダというイラン人とイギリスで友達になった。最初は本の影響もあり少し怪しんでいた。そんな中、彼からある時お誘いを受けた。

サダ 「俺の叔父(イラン人)がイギリス人と結婚していてマンチェスターにいるんだけど来ない?」





 (゜д゜;) 「えっ?」  






一瞬、「本で読んだことを現実で見ることになるかも知れない」と思った・・・。

「もしイギリス人妻が泣きながら (´д`ヽ) ”Please help me !!!” とでも言われたらどうしようか・・・」


その晩、ベットの中で一人で妄想を膨らませ悩む自分がいた。


しかし


妄想とは裏腹に彼の家族は笑いのたえない大変素敵な家族であった。(普通のイギリスの一般家庭よりも温かいとさえ思った。)息子も三人いて、偶にイランに帰るらしい。息子もイランが大好きだと言っていたし彼の妻もイラン大好きだと言っていた。そしてイランの文化やテヘランについて聞くにつれて僕もいつか行ってみたいと思ったわけです。


そして「幸せなんて、国も文化もあるが結局は各人それぞれだ。」と結論づけるのであった☆