今年のflu shot物語! | スクラブの天使

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“今年のflu shotは前代未聞の痛さだったよ~”
“打ってもらった後、腕が上がらなくて仕事どころじゃない!”


勤務中、若手ナース達が今年のインフルエンザ接種について感想を述べていた


“みんな大げさな~注射が嫌いなだけじゃないの~”


同僚に意地悪なことを言いながら、本当に痛いか否か調べてみようと

早速Employee’s Health(職員健康管理室)に行きFlu shotを受けた(笑)


“イタッ!な~んだこの程度か~”
“もっと痛いと思ったのに~ちぇっ期待して損した”と言うのが私の感想である(笑)


毎年、インフルエンザワクチンは

その年に流行するだろう~と思われるタイプを専門家が予測して

6ヶ月間かけて製造されますが

もしかしたら“今年はミニスカートが流行るだろう~”みたいな

ノリで作られてるのかもしれない(笑)


その専門家は

FDA (米国食品医薬品局)WHO(世界保健機構) CDC(米国疾病予防管理センター)

で構成されている


インフルエンザワクチンは

Aタイプ株2つとBタイプ株1つを使うのが原則です。

2,0122,013年度のflu shotについては

1株は去年のモノA/California/7/2009 (H1N1)-like virus

2株は新しいモノA/Victoria/361/2011 (H3N2)-like virusB/Wisconsin/1/2010-like virus

で作られました


予測して作られてますから100%の効果は期待できません

20102011年度、感染防御率は全ての年齢平均で60%

これはかなり高い数値であると思う

レンジャーズのダルビッシュ投手の防御率より高いかもしれない(笑)


でもデータなんてなんのその

打った年はインフルエンザに罹り苦しんだ

不必要なモノは極力身体に入れたくない

fluにかかったら治療に専念すればいいだけ・・・などなど

まあ皆さん色々とセオリーがおありで

flu shot嫌いなアメリカンナースの多いこと(笑)

しかしflu shotを受けないナースは、院内でマスク着用を義務付けられてます


筋肉注射が嫌いな人にはflu mist(点鼻ワクチン)も御用意してあります(笑)

弱毒性で効果が高いとされ、私も一度だけ試してみましたが

ワクチンが鼻から喉に流れ落ちる瞬間が実に不快で、ゲッ~とした(笑)

あの時心に誓った“これからはどんな痛いflu shotにも耐えよう~”と(笑)


参考資料http://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm315365.htm

http://www.cdc.gov/flu/protect/keyfacts.htm