竹内アンナ/斎藤誠/tonun/ISEKI サウンドメッセ in OSAKA 2024@大阪南港ATCホール 1日目 2024年5月11日(土) 竹内アンナ/斎藤誠/tonun/ISEKI サウンドメッセ in OSAKA 2024@大阪南港ATCホール Day1 2024年5月11日(土) 竹内アンナ/斎藤誠/tonun/ISEKI サウンドメッセ in OSAKA 2024@大阪南港ATCホール Day1

 

5/11(土)は大阪南港ATCホールへサウンドメッセ in OSAKA 2024を観に行きました。西日本最大級のギター・ベース・ウクレレの展示会の2日間開催の1日目でした。
私的にサウンドメッセへは昨年に続いて来ました。

会場は前回と同様、大阪南港ATCホールで行われました。南港ポートタウン線の中ふ頭駅とトレードセンター前駅のちょうど真ん中にある展示会場でした。

当日の朝、入口前にできた長い列に並んで、10時からDホールステージのワンコインリザーブ券をゲット。さらに入場待機列に並んで11時から場内へ。
会場は地下二階のA~Dホールで、計530平米を、Dホールステージの他、ホワイエゾーン、アコースティックゾーン、エレクトリックゾーン、GENゾーン、ブティックゾーン、ウクレレゾーン、ペダルサミットゾーン、ショップゾーン、バラエティゾーンに分けられ、屋外の浜辺ステージを含めた6つのステージが設けられていました。

マーティンギターエリア内を一通り見てから、エリア内に設けられたFM COCOLOのブースで行われた『MOVE ON SATURDAY from Sound Messe with MARTIN GUITAR公開生放送』を観覧しました。光永亮太のDJで、12時からC.F. Martin & Co.のCEOであるThomas Ripsamがゲスト出演し、会社の社員育成制度や地球環境に考慮した持続可能製品等について語りました。その後12:12過ぎから、ゲストアーティストが出演。出演順に斎藤誠、tonun、竹内アンナでした。ブース内の椅子に腰かけて、トークのほか、各自2曲ずつMartin製アコースティックギターによる生演奏も行われました。私的に斎藤誠は15年ぶり、竹内アンナは3か月ぶりでしたが、tonunを観るのは初めてでした。
1人目は斎藤誠。デビュー40周年を迎えたシンガーソングライター(サザンオールスターズのサポートギタリストとしても活躍している)。昨年に続いてのSound Messe出演でした。グレーのキャップに黒のBeach BoysのTシャツを着て登場。Martinギターとの出会いはマネージャーにD-28を借りたのが最初とのこと。今はオーダーメードのモデルを使っているそうです。Martinギターの弾き語りでThe Allman Brothers Bandの「Melissa」を英語詞でブルージーに歌い、自身のオリジナル曲「I NEED YOU~永遠のブギー~」を小気味よいストロークで軽快に歌いました。
2人目はtonun(トヌン)。昨年メジャーデビューした広島出身の男声シンガーソングライター。長髪で白いクルーネックの長袖シャツを着て登場。Martinギターとの出会いは大学の時にOM-28E Retroで体にフィットするそうで、今はOMのCutawayを使用しているとのこと。Martinギターの弾き語りで自身のオリジナル曲「Friday Night」と「Sugar Magic」を披露。前腕でギターのボディを叩きながら指弾きするグルーブ感のある演奏をしながら、ファルセットを交えてブラックミュージックぽい歌と演奏を聴かせました。
3人目は竹内アンナ。今年デビュー5周年を迎える女声シンガーソングライター。黒のプリントの模様が入った白い半袖シャツの衣装で登場。この番組へのゲスト出演は3/23(土)以来3か月ぶりとのこと。Martinギターとの出会いは、デビューしたての頃ラジオでOMJMを弾かせてもらって以来5年間使っており、一昨年にはカスタムモデルを作ったことを語りました。Martinギターの弾き語りで自身のオリジナル曲を演奏。3/20(水)リリースのニューアルバムから「WILD & FREE」と定番曲「Free! Free! Free!」を披露。小気味よいストロークの疾走感のある演奏に息を混ぜたソフトな声と張った声を織り交ぜ、Rapを交えてリズミカルに歌いました。

13:33にゲスト出演が終わると、その他の展示ゾーンを一通り見て回りました。

15時からホワイエステージの待機列に並び、15:30から『ISEKI(ex.キマグレン)×ヤマハミュージックジャパン』のライブを観ました。私的にキマグレンを14年前に観て以来で、ISEKIとしてソロになってから観るのは初めてでした。女性スタッフの司会に呼び込まれてISEKIが白の花柄のペールブルーのアロハシャツ、素足に縦縞の白いパンツの衣装で登場。大阪でのライブは久しぶりとのこと。椅子に腰かけ、曲によりYAMAHA 製ギターを取り換え、YAMAHAの男性スタッフとギターのモデルについて話しながら弾き語りによるアコギライブを進行しました。1曲目はキマグレン結成当初から20年間使っているLL36を用い、曲は2020年に松本明人とコラボした「太陽と曇り空」。スラップ奏法で弾きながら軽やかに歌いました。2曲目からはキマグレン時代のナンバー。小田和正とのコラボ曲「笑顔の花」を1975年発表のナイロン弦のNTX5を用いてスローテンポの3フィンガーで演奏し、エコーの効いた伸びやかな歌声を聴かせました。後半はアップテンポナンバーへ。去年発表したFG9を用いて「ガンバレロボ」、同じFG9で側裏板にローズウッドを使ったモデルで「空×少年」をアコギをかき鳴らしながらハイノートを交えて歌い、観客はリズムに合わせて手拍子しました。最後はキマグレンの代表曲の「LIFE」。アルペジオのイントロからストロークに変えて疾走感のある演奏とともに歌い、観客は手拍子したり合唱したりして最高に盛り上がりました。女性スタッフから6/29(土)にISEKI&Rakeでいい男ツアー2024の大阪公演をIOR?I雲州堂で行うライブ告知で30分のステージを締めくくりました。

16時半からDホールの待機列にワンコインリザーブ券の整理番号順に並び、開演5分前から入場。17時から『斎藤誠・竹内アンナ・tonun Martin Club Japan 黒澤楽器』のライブを観ました。場内に入るとステージ上には椅子とマイクが3セットセッティングされていました。真ん中と上手側の席のギタースタンドにMartin製アコギが置いてありましたが、私はオレンジのカポがスタンドマイクについている下手側の前の席に座りました。
まず斎藤誠が紺のストライブシャツにジーンズ、緑のハットをかぶって登場し、真ん中の席へ。そしてtonunを呼び込みました。tonunは先ほどと同じ白いクルーネックの長袖シャツにカーキ色のパンツの衣装で登場し、上手側の椅子に座りました。1曲目はtonun&斎藤誠でRoberta Flackの「Feel Like Makin' Love」を演奏。 tonunは前腕でアコギのボディを叩いて指弾きしながら1番を歌い始め、途中からストロークに変えクリアーな声で歌いました。2番は斎藤誠がピックでストロークしながら歌い、3番以降はtonunがメインで歌って斎藤誠がハモったり、2人で歌い、tonunがソロを弾きました。
斎藤誠が1曲でステージを下がり、2曲目からはtonunのソロによるステージ。曲はオリジナル曲「Friday Night」から。前腕でギターのボディを叩き、ピックは使わず指でリズミカルにストロークしながらスキャットやファルセットを交えて軽快に歌い、観客はリズムに合わせて手拍子しました。Stevie Wonder の「Isn't She Lovely」をアルペジオを弾きながらリズミカルに歌い始めて、ギターソロを交えて聴かせました。"ライブでやったことないけど"と断りを入れて、John Mayerの「Neon」を1番だけ演奏し、テクニカルなプレイに観客から拍手喝采を浴びました。オリジナル曲に戻って、アップテンポナンバー「Sugar Magic」を小気味よくストロークしながら歌い、ミディアムナンバー「琥珀色の素肌」をグルーブ感のあるリズムでストロークしながらRapやファルセットを交えて歌い、観客がリズムに合わせて手拍子をして盛り上がりました。
tonunが次のアーティストを呼び込んでステージを下がり、竹内アンナのソロステージへ。竹内アンナは下がギャザースカートになった薄茶のドレスで下手側に登場。スタンドマイクの前に立ってアコギを弾きながら歌いました。曲はニューアルバム収録のオリジナル曲「最幸のふたり」から。印象的なリフのイントロからストロークで弾きながら、息を混ぜたソフトな声で歌い始めて、サビをキュートな声で張って歌い上げました。次にSheryl Crowの「All I Wanna Do」を小気味よいストロークで弾きながら流暢な英語で歌い、拍手喝采を浴びました。オリジナル曲に戻り、「I My Me Myself」をテンポをアップダウンさせながら爪弾き、「ALRIGHT」を疾走感のあるストロークで弾きながら、Rapやギターソロを交えて歌いました。ここで竹内アンナは斉藤誠を呼び込んで共演。2人とも椅子に腰かけて小気味よくストロークを弾き、斉藤誠がハモるなか、Dua Lipa のダンスナンバー「Levitating」を竹内アンナがリードボーカルでRapを交えながら流暢な英語で歌い、観客はリズムに合わせて手拍子をして盛り上がりました。
竹内アンナがステージを下がり、ここからは斉藤誠のソロステージへ。椅子に腰かけ、アコギを弾きながらオリジナル曲を歌いました。「やさしいルールで恋して」をリズミカルにストロークしながら歌い、観客はリズムに合わせて手拍子しました。バラード「別に奇跡なんかじゃないから」で歌声を聴かせてから再びアップテンポナンバーへ。ダンスナンバー「荒野のダンステリア」を小気味よくストロークしながら歌い、ロックナンバー「Oh! ロックンロール」をコードソロやくちドラムを交えて朗々と歌い、観客はリズムに合わせて手拍子して盛り上がりました。
最後の曲は斉藤誠が2人を呼び入れ、3人椅子に腰かけてBill Withersの「Lovely Day」を演奏。斉藤誠がストロークで弾くなか、1番をtonunが指弾きしながら歌い、2番を斉藤誠がスラップ奏法で弾きながら歌い、3番を竹内アンナがアルペジオで弾きながら歌いました。観客はリズムに合わせて手拍子し、サビのタイトルを一緒に繰り返し合唱して会場が一体となって最高に盛り上がりました。3人がお辞儀をして手を振ってステージを降りました。
観客のEncoreを求める拍手にスタッフが、"時間が押していて充分演奏したのでこれで終演です"と言って、予定の1時間を超える1時間23分のステージを終えました。

1日目の終了時刻18時半となったので、余韻に浸りながら会場を後にしました。

ギターの展示を見るとともに、ギタリストのプレイとトークも観聴きすることができた楽器展で、存分に堪能しました。

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サウンドメッセ in OSAKA 2024
2024.5.11(Sat) Day1
@大阪南港ATCホール 

マーティンギター特設ブース(10:00~14:00)
FM COCOLO MOVE ON SATURDAY from Sound Messe with MARTIN GUITAR公開生放送
DJ:光永亮太 ゲスト:斎藤誠/竹内アンナ/tonun (Vocal&Acoustic guitar)

・斎藤誠(12:19~12:34)
[セットリスト] Melissa(The Allman Brothers Band) / I NEED YOU~永遠のブギー~

・tonun(12:36~12:55)
[セットリスト] Friday Night / Sugar Magic

・竹内アンナ(12:30~12:49)
[セットリスト] WILD & FREE / Free! Free! Free!

ホワイエステージ (15:30~16:00)
ISEKI(ex.キマグレン)×ヤマハミュージックジャパン
出演:ISEKI (ex.キマグレン) (Vocal&Acoustic guitar)
[セットリスト] 太陽と曇り空(ISEKI×松本明人) / 笑顔の花 / ガンバレロボ / 空×少年 / LIFE

Dホールステージ (17:00~18:23)
斎藤誠・竹内アンナ・tonun Martin Club Japan 黒澤楽器
出演:斎藤誠/竹内アンナ/tonun (Vocal&Acoustic guitar)
[セットリスト] 
Feel Like Makin' Love (Roberta Flack) - tonun&斎藤誠
Friday Night - tonun
Isn't She Lovely (Stevie Wonder) - tonun
Neon (John Mayer) - tonun
Sugar Magic - tonun
琥珀色の素肌- tonun
最幸のふたり - 竹内アンナ
All I Wanna Do (Sheryl Crow) - 竹内アンナ
I My Me Myself - 竹内アンナ
ALRIGHT - 竹内アンナ
Levitating (Dua Lipa) - 竹内アンナ&斎藤誠
やさしいルールで恋して - 斎藤誠
別に奇跡なんかじゃないから - 斎藤誠
荒野のダンステリア - 斎藤誠
Oh! ロックンロール - 斎藤誠
Lovely Day (Bill Withers) - tonun/斎藤誠/竹内アンナ

 

 

〖物販リンク〗

 ▽竹内アンナ 3rdアルバム(2024/3/20リリース)

 

 ▽斎藤誠 13thアルバム(2022/1/26リリース)

 

 ▽tonun メジャー1stアルバム(2023/6/14リリース)

 

 ▽ISEKI デジタルシングル(2023/11/29リリース)