ブログをご覧になって下さり、ありがとうございます。
私の目標は、 「子供がいなくても幸せ」 という境地になることです。潜在意識にアプローチし、今までの価値観を変えるために、2017年2月より瞑想をはじめました。
私がしている瞑想は、北山裕子さんのブログ「前向き気づき日記」を参考にしています。
心を開く練習してます♪
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私には、知的障害を持つ自閉症の従弟がいます。
彼はもう40代になります。特別支援学校(当時は養護学校と呼ばれていました)を卒業後、施設に入所しています。
従弟の影響があったかどうかは分かりませんが、私は教育学部の養護学校教員養成課程に進みました。共通一次(年齢がバレますね 笑)に失敗し、第一志望を諦めることになった時、「女の子なら、教育学部ぐらいにしといたら?」という担任のアドバイスがあり、何となく願書を提出してしまったのです。(今思えば、どの大学に進学するか、というのは本当に大きな人生の岐路ですね。もっと慎重に考えればよかった。)
卒業後は、療育の仕事に携わっていた時期もあります。
自閉症児のすさまじいパニックに身の危険を感じたこともありますし、心をこめて接しても、気持ちの通じない辛さを味わったこともありました。
いろんな親子を見てきました。子どもの障害がきっかけで離婚する夫婦もいましたし、実の親と会えなくなったお母さんもいました。特別支援学級に子供が進学することが決まり、「小学校の入学式をこんな辛い気持ちで迎えることになるなんて思わなかった。」と言ったお母さんもいました。
そして、子どもが成長するにつれて、いろんな問題が起こります。特に思春期の性の目覚めへの対応は難しく、悩まされました。
何が言いたいかというと、わずかではありますが、障がいを持つ子を育てる大変さを知っているということです。
先日、大学時代の友人に会いまいした。
彼女は、40代で待望の第一子を授かりました。そのお子さんは発達障害があり、特別支援学級に通っています。ご主人はうつ病で休職中です。毎日ゲームばかりして、全く家事を手伝ってくれないそうです。そのため、彼女が仕事をして、家事のすべてを行っています。
大変な状況であることが想像できますが、彼女は輝いていました。
「仕事は楽しいし、学校の先生にも恵まれているし、私は運がいい。」と言っていました。
ネガティブなことや、愚痴は一切話しませんでした。
何というか、私は衝撃を受けました。
彼女はキラキラしていて、まぶしかったです。
そして、自分を振り返りました。
私は何をやっているんだろう。
彼女は、人としてどんどん成長しているのに、この数年、私は全く変わっていないじゃないか。
「与えられた環境を受け止めて、精一杯生きる。」
これしか、ないんだよな。
子供を授からなかったことも受け止めて、心をこめて、精一杯生きるしかないんだな。
私は、ネガティブなことや愚痴を言う人生にはしない、と決心しました。