最近、ずっと退職するかどうかを悩んでいます。

そんな折、7月20日の北山裕子さんのブログのテーマは、「リスクとリターンに振り回されない、軽やかな生き方」でした。

 

ああ、私ったら、完全にリスクとリターンに振り回されていますダウン

 

以下、斜めの字体は引用部分です。

 

例えば、仕事を辞めたらもう二度とそこには戻れず無職になり、そんなリスクを負って留学するならそれに見合う能力や価値を身につけ、帰ったらそれを活かし前よりやりがいがある仕事を探し、そうなるとここでは難しいから引越して、引越すとなると結婚生活はどうなって、ああなってこうなって…と一つの行動の先を普通に追って考えていくと、一つの行動自体はそこまで大きなことではないのですが、なんだか人生の一大事のようになり、一気に腰が重くなります。

そう考えると確かにそうだよなぁと思い、そこまでするほどがんばってしたいのか?とかリスクを負ってやるほどリターンを出せるのか?と不安になり、やめておこう、しばらく考えよう、となり、行動しないのだろうなと思いました。

 

あー、全くその通り!!!

 

20代の頃、ワーキングホリデーに行きたいな、と、真剣に考えたこともあったけど、いろいろ考えて諦めたもんな。

他にも、やりたいことがいろいろあったけれど、リスクを考えて、全部諦めた。

大学を卒業してから、25年間ずっと常勤で仕事をしてきたことは、自慢できることではなく、単に意気地なしだったと言うこともできるんですよね。

 

今、仕事が嫌で嫌で仕方なくて、朝起きるとうんざりして、「行きたくなーい!」と心の中で叫びながら通勤し、集中できないから残業になって、「本当にイヤ!!」と何度も何度もつぶやく生活をしています。

お金のために一日の大部分を嫌な仕事に費やして、楽しいことなんて何もなくて、本当に何のために生きてるんだか。

 

振り返ってみれば、子どもの頃からずっと我慢してきたなあ。

人の目を気にして、「こうあるべき」というものに必死に合わせて生きてきました。

おかげで、小・中・高とほぼ皆勤だった・・・。

「真面目だけが取り柄」って、私のことです。

 

リスク(お金を払う、収入がなくなる)を取るのは確実なリターン(前以上の収入、評価)がある場合に限るという考えです。
そんな風に価値を判断しているのは誰か?というとエゴです。
エゴは変化を嫌がり、少しでもリスクのあることは止めておいたほうがいいよ~と、いつも私たちに優しく「正論」でささやきます。

エゴは、お金を払う、今あるものを手放すのはリスクで、それを超える見返りがないと割に合わないと定義づけているのですね。
そしてそこでの価値は、お金と他人からの評価のようです。
そこでしかできない経験や学び、成長や人との出会い、喜びや感動、楽しさ、今しかできないワクワクを生きることや自分の魂を輝かせることは価値として評価されていません。

 

お金他人からの評価を最優先にするのは、エゴの価値観か・・・。

確かに、エゴの価値観にとらわれて、自分の喜び・感動・楽しさ・今しかできないワクワクなんて、後回しにしてきたと思います。

そこに価値はないと思っていたなー

私には、そんなものは似合わないと思ってた。

そんな高いレベルの人間ではない、というか、必死でお金を稼いで、人並みに生きていかねば、と思っていた。

随分、自分にひどいことをしてたんだな。

 

ああ、半年~1年間ぐらい身体を休めて、それから自分が心からやりたいことは何なのか、考えてみたい。

 

何だか、北山裕子さんに退職を後押ししてもらったような気分になっています。

仕事、辞めてもいいよね?

 

 

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