少し前の新聞に「夏休み明けの自殺を防ごう」という見出しの記事がありました。

 

1972~2013年の42年間に自殺した18歳以下の子どもは18048人。日付別に分けたところ、9月1日の前後が最多で、春休みや五月の連休の後も多いことが判明した。自殺防止の取り組みとして、さまざまなNPO法人が電話相談や無料での施設の開放など行っている。

 

子どもがいても、期待した通りに育つとは限らないし、子どもがいるからこその悩みもあるんだろうな、などと、改めて思ってしまったわけで・・・・。

 

最近、障害児を育てている方のブログを読んでいたのですが、障害児を授かったことで「世界が終わった」と表現されている方がいました。(そういえば、私は子どもを諦めることになったとき、「世界が終わった」と感じたなあ、と思い出しました 笑)

出生前診断をしなかったことを悔やんでいるとのこと。

読者の方の中にも障害児を産むことについて否定的な方がいて、「社会の庇護を被ってでも産みたいと思うのは、相当な勝手だ。出生前診断をもっと世間に知らしめて、遺伝子疾患のある子どもが生まれないようにするべきだ。」との持論を述べられていました。ブログだから本音をさらけ出しているんでしょうけど、ぞっとするような、寒々しい気持ちになりました。

そして、残念ながら、私は感情論でしか反論できないことに気づき、何とも言えず、落ち込んでしまうのでした。

 

世の中には、思い通りの人生を歩んでいる人も多い。

そういう人の中には、「まさか」の出来事に陥っている人に対して、「自己責任だよ。」と言って、あざ笑う人もいるのかもしれない。

でも、そんな人のために、不快な気分になりたくないな。

だからこそ、人からどう思われるかよりも、自分の気持ちを大切にして生きなければ、と思うのです。

 

思うようになるだけの人生は、年輪のない常夏の木のようになるでしょう。悲しみや、苦しみや思うようにならないことに出会ったとき、私に年輪を作っていただける、私の魂を深まらせていただける時と、喜んで頂戴し受けて立っていく。

 

青山俊菫老師の言葉です。

仏教の本を読んで、心が洗われました。

 

そして、「やっぱり退職しよう!」、というオチがついたのでした。

「イヤなことから逃げる退職」ではなく、「やりたいことをするための退職」にしなければと思っています。

 

 

 

ランキングに参加しています。

よろしければ、応援のクリックをお願いいたしますヒマワリ

にほんブログ村 家族ブログ 子供なし夫婦(夫婦二人)へ にほんブログ村 ライフスタイルブログ 二人暮らしへにほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ

 

クラッカー ご覧にになっていただきありがとうございました 流れ星