子どもがいるからって、幸せとは限らない。
ハンディキャップを持って生まれてくることだってあるし、不登校になったり、落ちこぼれたり、性格が合わなかったり、悩みの種になることもあるかもしれない。
病院で働いていると、いろんな方と話す機会があるけれど、子どもに先立たれた方も結構いる。
「50代の娘がガンで亡くなったときは、あまりに悲しくて、気が狂うかと思ったわよ。」とか、「40代の息子が死んでから、孫に会っていないのよ。」とか、聞いている私が涙ぐんでしまうこともある。
他にも、50代で脳出血になった独身の息子を介護しているお母さんとか、うつで引きこもっている息子と認知症のお父さんの二人暮らしとか、服役中の息子がいる方とか、本当にさまざまです。
だから、子どもがいないことぐらい平気だと、無理やり自分に言い聞かせていました。
でも、今回、「子どものいない世帯は増税」のニュースを見てから、ネットでいろんな情報を集めていて、だんだん辛くなってきました。
このニュースに対しては、もちろん批判的な意見が多いのですが、なかには賛成の人もいました。「お金に余裕があるんだから当然だ。」と。
さらに、、偶然見かけたブログでは、「付き合っていた人が病気で子どもを望めない方だったので、辛かったけれど別れた。」という経験を明るいタッチのマンガで描いてありました。その記事に対して、配慮を求めるコメントもありましたが、「大事なことだから、別れるのは正解。」と、ブログ主をなぐさめるコメントも多数ありました。
やはり、世間的には、結婚して子供がいるのが多数派で、そうではない人は排除されるんだな、と感じたわけでして・・・。
辛いな・・・。
でも、がんばって、明るく生きなきゃ。
と悲しい思いに蓋をしていたのですが、kazuneさんが常見陽平さんのブログを紹介されていて、それを読んだ途端、こらえていた思いがあふれて、嗚咽するくらい泣いてしまいました。
これです→☆
税制については素人なのだが、闘う市民として「子どもなし世帯」という言葉を安易に使う人々に異議を唱えたい。国民それぞれの家庭や出産・育児の事情など歯牙にもかけず、子供のいない家庭をスティグマ化し、その想いを踏みにじるかのようなこのような乱れた日本語の氾濫について、強固な反逆の狼煙をあげることにする。断固たる大衆的反撃の闘いを燃えあがらせるのだ。
ああ、我慢せずに怒っていいんだ、私も。
そう気づいたら、涙が止まらなくなってしまって・・・
そして、前記事をリブログしてくださったマヤさんのコメントでは、
でも私からしたら同じに見えました(^▽^;)。子供のいる家庭、という記述が必要でしょうかと私は思います。
本当に、そうですね。
私、自分の気持ちを我慢するのが当たり前になってしまって、おかしくなっているのかもしれない。
さらに、さらに
以下の記事を読んでしまい、いっそう落ち込みました。
腹のなかでは舌打ちしてない…? 職場の妊婦さんとの“上手な付き合い方”3カ条
私には役に立たない情報でしたね。
今も、職場に妊婦がいて、しょっちゅうイライラしているけれど、全く参考にならないよ。
ぅあーーーー
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