実は私、大学卒業後、数年間普通のOLをしていました。しかし、思うところがあって、OLを辞めて学校に入り直し、国家資格を取得しました。その資格のおかげで、仕事を得ることができ、今は病院で働いています。

OLを辞めて学校に入学する時、迷いはありませんでした。

(人生の大きな決断の時、何か見えない力が働くというのは、結婚した時も感じました(*^-^*))

 

それを思い出して、最近、自分の人生のテーマみたいなものがぼんやり見えてきました。

それは、この世に存在するものすべてに価値があると気づくこと。

 

仕事で出会う、様々な障害を持った方たち。

生まれたときから重度な障害がある子たちもたくさん見てきましたし、認知症の方や中途障害の方もたくさん見てきました。

寝たきりで、オムツをされて、コミュニケーションも取れず、常に介護されている方たち。

そういう方はまだいいんだけど、介護拒否があって暴言・暴力があり、介護者を蹴ったり殴ったり、首を絞めたり、ごみ箱に放尿したり、便をそこら中になすりつけていたり、なぜか便をティッシュに包んで引き出しにしまっていたり、徘徊したり、大声を出したり。

まあ、本当にいろんな方がいます。

迷惑かけ放題ですよ・・・。

(少し話はそれますが、私たちは仕事なので対応できますが、家庭の中の密室の介護だったら耐えられないと思います、絶対)

 

でも、そういう人たちにも価値があると学ぶことが私の人生のテーマなのかな?

 

自分のことになると、子どもが産めなかったり、不細工だったり、体力がなかったり、何かでミスしたり、そんなことで「生きる価値はない」とまで落ち込んでしまうけど、そんな自分にも、そんな経験にも価値があると学ぶことが人生のテーマなのかな、なんてね。

 

辛い病気をされている方には、語るべき言葉が思い浮かびません。少しでも体が楽になるようにと祈ることしかできないです。

慰めの言葉をかけたとしても不愉快にさせるだけではないか、と躊躇してしまいます。

 

私は、子どもがいない人生になって、学んだことがたくさんありました。自分がその立場になって、はじめて分かったことが本当にたくさんあるんです。それまでは他人事でした。

 

世の中には、目が見えない人、耳の聞こえない人、体が不自由な人、LGBTの人、重い病気の人など、所謂「ふつう」という状態ではない人がたくさんいます。それなりに思いやりを持っているつもりでも、当事者にならないと本当のところは分かりません。

だから、子どもがいない私の気持ちを、子どものいる人が本当の意味で理解できるなんて思ってはいません。逆に、私も自分の経験したことでないと本当の意味では理解できないから。

 

またまた、北山さんのブログの紹介です。

これです→波動を芯から上げる

 

人の波動が一気に上がる時は、大きな気づきがある時のことが多く、それは精神的にかなりハードな経験から生まれることが多いので、(例えば子供を失うなど。)ガクンと落ちるか、グンと上がるかはその人次第で、しかもなかなか大変な場合が多いです。

 

病気や事故など、本当に辛いハードモードの人生の時、自分の波動をガクンと落とすか、グンと上げるかはその人次第。

神様から試されているのかもしれません。

 

もう15年以上も前になりますが、担当していた患者さんから言われた言葉で忘れられない言葉があります。

その方は、現役時代は一線で活躍されていた方ですが、脳血管障害のために体が不自由になってしまいました。

「部屋の中の一輪の花を不快に思う人はいないだろ?自分は何もできなくなってしまったけれど、そういう花を目指そうと思うんだ。」

 

実際、介護度は重くても愛されるキャラの方もいらっしゃって、その方の周りはいつも笑いが絶えなくて、用もないのについ声掛けしたくなります。退院されると、「〇〇さんロスだね~。元気にしてるかな。」と、何度も話題に出るという・・・。癒しの存在です。

 

納税できなくても、介護される立場であっても、自分自身の波動を上げる努力を続けることが生きる意味なのかな、と思います。

私は、まだまだ全然ダメだけど、それに気付けただけでもよかったなと、自画自賛したりして(^^♪

落ち込むこともあるけれど、諦めずに、何度でも挑戦していきたいと思っています。

 

 

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