妊婦にイラつくのはなぜなんだろう?

「吐いたりとかはないんですけど、もう眠くて仕方なくて、休みの日は一日中寝てます。」

何の問題もない、いたって普通の言葉なんだけど、心が落ち着かない。目を見て話せないんだよな・・・。

 

妊娠初期に無理をさせてもしものことがあったら恨まれるだろうから、ものすごく優遇しています。幸いそれほど忙しくもないし、私も風邪もひかず元気なので、業務は回っています。

 

イライラしている仕事の帰り道、音楽を聴いて心を静めています。

年末、マキシマム ザ ホルモンのすべてのアルバムをiPhoneに入れました。帰り道はイヤホンで聴いています。

暗闇の中、軽くヘドバンしながら自転車をこいでいる不気味な中年女。不審過ぎですね・・・。

 

さて、ファン歴約3ヶ月の私が、マキシマム ザ ホルモンのことを語るべきではないのは承知しているのですが、ちょっと思うことがあるので、書きたいと思います。

 

超有名なバンドですが、知らない人がいるかもしれないので、一応簡単に紹介します。

マキシマム ザ ホルモンは、2002年にメジャーデビューをした4人組のバンドで、全員結婚していて、子供もいます。ドラムのナヲさんは女性で、他の3人は男性です。

 

ナヲさんは、2児の母です。

2010年に一人目の女の子を出産されています。

そして、2015年夏、39歳のナヲさんの二人目の妊活を理由に、マキシマム ザ ホルモンはライブ活動を休止します。

その時に、ナヲさんが発表したコメント全文はこちら

 

少し抜粋しますと、

 

あたしが子供を身籠るということは必然とその期間『ホルモンのライブが出来ない』ということになり、子供は産みたいけどバンドは止められない…やっぱり無理なのか、諦めるべきなのか、でも産みたい!
という葛藤を何度も何度も繰り返してきました。

他のメンバーに2人目、3人目と子供が出来ていくのをみていて嬉しい反面、単純に羨ましくもあり、旦那が産めればなぁ!とか、あたしだって産みたいのに…という気持ちも正直ありました。
メンバー、スタッフにも相談し、じゃ今決まってるここまで!いや、これが終わったら!
でもこのイベントは絶対出たいよね、じゃこれが終わったら!
でも今度はこれがある、じゃこれが終わったら…
と、気がつくとあと9ヶ月で40歳になるところまできていました。

 

ああ、分かる、この気持ち。

妊娠で周りに迷惑をかけたくない、というこの気持ち。

 

ナヲさんは、ライブ活動休止後、1度の流産を経て、2016年9月に無事に女の子を出産されます。

妊活に集中できる環境を整えることができたのは、ご本人のそれまでの努力の賜物でしょうし、思い通りに妊娠・出産できて幸運な人だな、と思います。

 

そして、出産後に復帰して、現在活躍していらっしゃるわけで、なんともまあ、すごい!

私から見ると、理想的な人生です。

 
「妊娠で周りに迷惑をかけたくない」、という気持ちには共感するし、そういう考えを持っている人は応援したいと思います。
うちの職場の妊婦もそういう子なので、もう少し私が落ち着けば、きっと冷静になれるんじゃないかな照れ
 
ただ、最近は、「妊娠・出産・子育て中に仕事をするのは当たり前。そのために周りが協力するべきで、それができないとマタハラだ。」と騒ぎ立てる風潮があって、ゲンナリします。
 
一度、私のブログの中で記事にしましたが、妊娠中に選挙に立候補した議員さんには驚きました。
その記事は 妊娠中の都議が二人です。
 ↑リンクを貼っているので、クリックすると記事に飛びます(^^♪

 

それってどうなの?と同じ女性でも思うんですから、男性はなおさらでしょうね。個人的には、妊娠・出産の大事な時期は無理しないほうがいいんじゃないか、と思うんだけど・・・。

 

えーっと、つまりですね、何が言いたいかというと

私は、妊活のために休業したナヲさんの生き方の方が好きだな、ということです。

 

妊婦の後輩は、新卒で入職して、今は5年目。

今まで、よく頑張ってくれた子だし、迷惑をかけないように気を使っているのも分かるし、気持ちよく応援しなければ、と、子なしの私でも思うのです。

 

 

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クラッカー ご覧にになっていただきありがとうございました 流れ星