1760(宝暦10)年に建てられた倉吉市に現存する最古の町屋建築「旧牧田家住宅」は「倉吉淀屋」とも呼ばれている。

 

その倉吉淀屋で倉吉市の仏師 小谷和上(おだにわじょう)さんの作品展「仏師和上とときめく会仏像展 菩薩の椿」が開かれている。

 

 

小谷さんは富山や京都で彫刻を修行し、全国の社寺仏閣の彫刻を手掛け帰倉。以降40年に亘って倉吉で神仏像のほかにも彫刻やテーブル、ベンチなどのインテリアまで多種多様な幅広い作品を手掛けている。

 

 

また、倉吉市指定有形文化財・木造十一面観音立像の修復や市内施設での仏像彫刻の指導なども行っている。

 

中部地区で10年以上に亘って個展を開いており、年毎のテーマに沿った大胆な展示構成で来場者の目を惹く。

 

今年のテーマは「菩薩の椿」。

 

 

会場では十一面観音菩薩がお出迎え。

 

 

菩薩という言葉は、サンスクリット語の「ボーディ・サットバ」を音の通りに漢字に訳した「菩提薩タ(ぼだいさった)」を略したもの。 

 

 

ボーディは「覚り」、サットバは「有情・衆生(生命をもつ全ての生けるもの)」を意味し、要するに菩薩とは「覚りを求める衆生」を意味する。

 

 

団子をもつ天女。

 

 

取ったどー○○○ー

 

 

団子を小豆色・白・緑に塗り分ければ倉吉名物打吹公園だんご。

 

これは世間を騒がせている3億円の箱!!

 

 

見るべし!!

 

個展は26日(日)まで。

 

◆個展概要

名称:仏師和上とときめく会 仏像展 菩薩の椿

期間:2023(令和5)年3月18日(土)~26日(日)
時間:午前9時-午後5時(最終日は午後4時閉場)
会場:倉吉淀屋

所在地:鳥取県倉吉市岩倉町2280
入場料金:無料

駐車場:新町市営駐車場(※1時間まで無料)、25(土)・26(日)淀屋前の野島病院駐車場にも駐車可