青空に映える桜。

 

 

因美線美作河井駅から北に約5km、鳥取県に近い標高480mの山里にひっそりと咲く一本の山桜「尾所の桜」。

 

 

1450年(宝徳2)年頃、修行のため倉見越えをしていた山伏が、休憩のためにこの地に立ち寄り、持っていた杖代わりの山桜の枝を地面に挿したまま忘れて立ち去ったところ、そのまま根付いたと伝わる。

 

 

樹高14m、幹周り6m、地上約4mの所から四方に分岐、枝張り東西約20m、南北約18m。

 

 

岡山県下最大級の山桜で、推定樹齢570年。

 

 

開花の期間は短く、すぐに葉桜になってしまう幻の桜。

 

満開の姿は壮大で、それを見ようと毎年多く人が訪れる。

 

 

1969(昭和44)年阿波村天然記念物に指定、1996(平成8)年4月2日岡山県天然記念物に指定(指定番号98号)。

 

◆概要

名称:尾所の山桜

所在地:岡山県津山市阿波1927

開場時間:24時間

休業日:無休

ホームページ:津山市公式サイト|2023尾所の桜開花状況

駐車場:有

●アクセス

鉄道・バス:JR西日本因美線美作河井駅下車バス阿波行乗車約10分阿波支所前バス停下車徒歩約10分

自動車:

中国自動車道津山ICから国道53号経由約27km40分

鳥取自動車道智頭ICから国道53号経由約27km40分

◆参考

津山市公式サイト|樹齢570年の山桜「尾所の桜」