瓜田先生ありがとう | さんまのシッポ

瓜田先生ありがとう

胆嚢を摘出してから、
お腹の調子が整わない。
手術しないと死ぬわけじゃなかった状況での
リスクを考えての手術という決断。

術後2カ月たっても、治らないお腹。。。

私は、本当に手術してよかったのか。
私が弱いから、リスクに怯えたから、いけなかったんじゃないか。


そんな中、テレビで見かけた瓜田先生。
アサイチ、世界一受けたい授業など、さまざまな番組に腸の大先生として出演もされるすごい人。

偉い先生なのに、初診でやってきた重病でもない私にも、優しい東北訛りでお話を聞いてくださり、症状を和らげる的確な薬や、検査をしてくださいました。


外科からすれば、たかが胆嚢手術。
術後下痢とはいえ、死ぬわけじゃないし、
他に優先しないといけない重病患者もたくさんいるのは当然。
内科に行っても、胆嚢なんてマイナー臓器だから、先生たちもあまり詳しくなかった。

総合内科の瓜田先生に会うまでは、なかなか症状を先生に理解してもらえず、「じきに体が胆嚢のない状態になれるよ。(おしまい)」となりがちでした。

瓜田先生は、意外と医師の中でも知られてない(死なない症状だから研究もあまりされてない?)、胆嚢摘出後の症状についても、研究をしてくださっていて、
的確な処方や、症状理解をしてくださって、
ほんっとーにありがたい!!!

しかも私が流産してしまったことも話すと、
「お子さんはいらっしゃるんですか?」
「それは大変でしたね」と親身に聞いてくれ、血液検査から甲状腺に問題がないかまで見てくれました。
日本の医療は専門領域別の縦割りなので、消化器内科で流産を話しても、「それは産婦人科の方でまた相談してね」となりがちだけど、
消化器も、ホルモン異常も、1つの体で起きた問題としてみてくれるのはまた本当にありがたい。

なにより、6人に1人が流産するから医師にとっては大した病気でもない中、同情してくれたり、1つの体の不良と認めて診察に活かしてくれることがまたありがたい。


今日、二回目の診察に行き、
薬をもらい、先生に話を聞いてもらいました。
腸のスペシャリストで、胆嚢摘出後の症状にも詳しい、先生に相談にのってもらえて、
本当に心強い!

この2カ月で、体重が5キロ落ちたことも、
「もう少し脂ものチャレンジしてみてもよいかもね。吉野家の牛丼とかおいしいじゃない」と先生。人柄も温かい!!


手術により、理論上は脂の消化能力が落ちたので、下痢悪化が怖くて鶏肉と魚ばかり食べがちだった私ですが、
先生の言葉で前向きな気持ちがわき、
病院の帰り道、レストランでビーフシチューを注文。

食べたら、やっぱりおいしかった!!


また焼肉とか食べられる日がくるのかわからないけど、少しずつ、肉にも慣れていき、
怖がらず、幸せいっぱいな気持ちで肉を食べて、翌日もぐっすり眠れる日がまた来て欲しい!!!