悲しみのマルセイバターサンド | さんまのシッポ

悲しみのマルセイバターサンド

糖分は、病気のエサになるという。

あしたもしも病気が発覚したら、
わたしはこのマルセイバターサンドを
怖くて食べれなくなるだろう。


胆嚢のない体にようやく慣れて、
調子に乗ってお菓子を食べ始めた。

大好きなマルセイバターサンドをお店でみつけて、嬉しくて買った。

でも、卵巣嚢腫が発覚してから、
お菓子も、肉もやめて、
マルセイバターサンドも食べずにいた。



あしたもしも、もっと大きい病気が発覚したら。
甘いものは、病気のエサになるから、こわくて食べられない。
いまでさえ、こわくて食べられないのに。



だから、いまからこれを食べる。
あした結果を聞いて、安心してから食べたかったけど、ネットをみたり、先生との会話を振り返るほど、
わたしは手術になる気がしてくるから。
良性でも手術、、ましてや悪性や、境界悪性の疑いなんて、、、



いまからマルセイバターサンドを食べたら、
きっと少し幸せな気分になるだろう。
その気持ちを持続して、あたたかい心のまま、心が冷めないうちに、明日を迎えたい、

そして、どうか結果が、恐ろしいものでありませんように。

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