運命だったのかもしれない人とデートした1 | さんまのシッポ

運命だったのかもしれない人とデートした1

たいしてアクセス数も高くないこのブログですたが、以下の記事には多めのイイネをいただいていました。

三人目の運命の人が現れた件 | さんまのシッポ

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今日はその続きのできごとがあったので、報告します。

旦那には見せられねー。。笑

はじめに言っておきますが、
わたしの最愛の人は旦那さんで、
旦那さんと結婚して本当によかったし、
今わたしがわたしらしくいられるのは全て旦那さんが支えてくれるおかげです。
いまから話す相手にも奥様がいて、
彼も奥様のことが大好きです。
その上で、きもちを書きます。


きのう、上の記事で書いた、
三人目の運命の人と、
二人で飲みに行ってきました。
デートみたいでした笑

と言っても理由はちゃんとあります。
その人が念願だった海外転勤をすることになり、送別飲みだったのです。


彼の海外転勤は、10月ごろに決まり、
彼には10月から飲みに行こうと言われてました。
というのも、彼と私は一緒に社外の英語サークル通い、
海外勤務の夢を語り合ってきた仲でした。

だから、彼の海外転勤が決まり、
それについて積もる話があるのは、
自然な流れでした。

私は、8月に手術をし、
10月に仕事復帰したばかりでした。
仕事復帰すぐの10月はまだ術後の後遺症があり、外食は体力的にも、消化的にも、難しい状況でした。

「飲みは11月がいい」
彼に伝え、私の体力が回復してから行くことになりました。


11月になって、げんきになってきた私は
彼の都合を聞きました。
すると彼は
「送別会がたくさん入ってしまい、11月は忙しい」とのことで、12月に行くことになりました。


12月に入り、私はタイミングを伺っていました。
彼は、海外出張に行っていたので、
帰ってきたら誘おうと思っていました。

ちなみに、私は職場に友達はいないし、
いらないというタイプで、
体育会系な今の会社の雰囲気もあまり好きでないので、
会社ではあまり人と話しません。

彼とも以前は喫煙ついでに(以前は私も喫煙者でした笑)よく話してましたが、
この2ヶ月は社内ですれ違っても
ほぼ一言も話していません。

一度だけ、向こうから、会議室をゆずってほしいと話しかけられたことがありました。

彼も飲みの約束はもう忘れてるのかも。

嬉しいような、さみしいような、気分になり、
聞かれたことにだけ答えました。



「体調も良くなってきてし、
来週こそ飲みに誘おう。」

そう思ってた12月5日。
婦人科で新たな病気が発覚したのでした。


この数ヶ月、私はありとあらゆる体の不調に悩まされてきました。ようやくげんきになった。
その矢先の病気発覚はとてもショックでした。

次の日から1週間、会社に行っても、
誰とも話す気になれませんでした。
部署で企画されていた、
彼の送別会兼忘年会も欠席しました。

送別会に行かなかったことで、
私は彼に対して気まずい気持ちが芽生えました。
社内ですれ違っても、わざと目を伏せ、
話さないようにしました。
彼は年明けには、香港に行くと聞いていたので、
このまま年内話さぬままスルーして、
またいつか治って飲みに行くときに今を笑い話にしようと思ってました。


年末が数日後に迫ってきたある日。
私は、大学病院で手術を宣告され、
1人暗く、悪性の疑いにおびえながら、
なんとか会社に行っていました。

そのとき彼はごく自然に、二カ月ぶりとは思えないような態度で、私の席にやってきたのでした。


私はまた業務上の会話かなと思いました。
前回もそうだったし、彼は飲みのことは忘れて、出発準備で頭がいっぱいかなと思っていたのです。。
そう思うようにしたのかもしれません。
誘いをスルーしてきた自分の罪悪感と、ちょっぴりさみしい気持ちをスルーするために。
ぼんやりとそう思っていた私に、彼が話したのはこんな言葉でした?


「実は僕、会社にくるのは今日が最後で。
〇〇さん(私)とは、飲みに行こうと話してたのに、行けてないのが気にかかってて。」



2ヶ月ほとんど会話してませんでしたが、
その瞬間、私のきもちの紐がほどけました。
 


「私も、12月に入ってお声がけしようと思ってた矢先、また別の病気が発覚しちゃって、、、
それで送別会も行けなくて、すみません」

「え?」と心配そうに話を聞いてくる彼。



それから体調について、いくつかの質問をしてきました。
私は、ここ数日、人に話す気もしないほど、体調について落ち込んでたけど、
彼があまりに自然にいろいろ聞いてくるので、私もつい話してしまいました。
今が、どれだけ不安かという気持ちを率直に。
だから、誘えなかったことを。
送別会にも行けなかったことを。



彼は私をタバコに誘いました。
私は吸えないけど、話す場としてちょうど良いので、ついて行き、喫煙所で話をしました。

彼「年明けすぐに日本を発ちます。28日と、29日だけ空いてるんだけど、どっちか空いてたら行きませんか?」

私「実はあした検査結果がでて。悪性の結果がでたら、私あさってから落ち込んで会社にも来れないかもで。。超怖い」

彼「超怖いね」

それからこの数ヶ月私に起こったことを新ためて話し、彼の友達で病気になった人の話とか聞いて、

「28日は会えそうなら連絡ちょうだい」ということになりました。



翌日の検査結果は、グレーでした。
でも黒(完全な悪性)ではありませんでした。

グレーも白(良性)ではないから凹むし、彼が日本にこの先もいるなら、確実にリスケにしましたが、
これは送別会です。
しかも2ヶ月前から私の体調で延期し続けてきた。



出発前のわずかな時間(しかも彼はその日休日)を2ヶ月話してないようなただの同僚の私のために使ってくれるという申し出もありがたかったし、
ここはちゃんと送り出したい!


私は「検査、とりあえずはセーフです。28日あいましょう」とメールし、会うことになったのでした。



長くなったので、また続きを書きます。