上海勤務面接 | さんまのシッポ

上海勤務面接

旦那さんが上海勤務の転職面接を受けた。
受かれば、上海引越しが決まる。
私も仕事を辞めて上海へ。人生の転機だ。

第一志望の会社には落ちてしまった。今受けているところは、 現職とは少し業界が違う会社。旦那さんに合うのかわからない。特殊な業界なので、私は旦那さんの性格的に、どちらかというと不安の方が大きかった。ベンチャーっぽいし、今の安定は捨てることになる。

焦らずに待てば第一志望みたいなよい求人がくるかも、、という期待もある。


面接は、スカイプ面接だった。
スカイプで話す旦那さんの面接をずっと隣の部屋から聞いていた。

旦那さんは、すごく楽しそうに中国語を話してた。あー、この人は、本当に中国で働きたいんだなと思った。

最初の面接官は女性だった。あとで聞いたら私と同い年らしいけど、すごくしっかりした口調で、賢そうな印象だった。ベンチャー企業だから、正直勢い任せでやる気で全てを乗り切ろうとする聡明ではない人たちが出てこないか心配してたけど違った。私より賢いと思った。
次に出てきた代表もしっかりしていた。

この求人が旦那さんにとってベストなのかはわからない。待てばもっとよい求人がくる気もする。

ただ、賢い人たちに囲まれて、旦那さんが成長できるのであれば、それは私の成長よりも嬉しいと思った。

私だってやりたいことはたくさんある。今の会社もベストじゃないけど、嫌いじゃない。最近は、自分の企画が大手メーカーに採用されて嬉しかった。今仕事をやめて、この先私のキャリアがどうなるかはわからない。ちょっともったいない気もする。せっかく結果がではじめた時期だから。だけどそれはあくまで、私のプランナーという専門職種においての成長。日本の今の販促業界のプランナー職という枠組みの中での成長だ。

「弊社でマネージメント経験をつめば、世界に通用する人材になれますよ」と言われた旦那さん。もしも、本当に、彼が世界に通用する人材になるのであれば、こんなカッコイイことはない。私のなりたいプランナー像よりもカッコイイ!!

決断は旦那さんに任せようと思った。もしも彼がやりたい、行きたいというなら、応援する。上海という言葉の通じない場に行く。学びたかった英語は使えない。。けれど、私は私で人間的に成長はできそうだし、日本とのパイプを作ればプランナーは続けられるから。出産、子育てだってしないとだし、私のキャリアは結局なりゆきだ。どうにでもなる。というか本気になれば、どうにでもする。

そもそもやや業界に不安はある。ここで決めるか。もう少し待つか。旦那さんに決断を任せたい。