さんまのシッポ -126ページ目

ミルク

わが家のワンコが走っている。

本能で走っている。


寝る前のミルクをもらえる至福の時間。


ミルクに向かって走っている。



そして、



私の前で滑った。



彼は驚いている。

滑ったことに、驚いている。


嗚呼、犬よ。


Octopus Ball

帰り道、近所のたこ焼き屋に立ち寄ることにした。

芸能人のサインがたくさんある、おいしいたこ焼き屋。


ウキウキしながら、自転車を押して歩いていたら、

最高にくだらない「妄想」をしてしまった。



ふと、たこ焼きが食べたくなって、

いつもは通らない道を通ったがばかりに、

私が事故にあってしまうの。

通りの車がいきなりガードレールをぶち抜いて突っ込んできて、

歩道を歩いていた私に激突。

自転車は、原型を留めないくらいに大破!


気がつくと、

お母さんが横で真っ青な顔で叫んでいる・・・。

「・・・おこ、なおこ、なおこ~~!!!」



私は、伝えたい。

どうして、自分が事故にあったのか、

あの道で何があったのか、




お母さん、

た・・ たこ・・・ たこ焼きが・・

・・・・ ・・・ ・・



「・・・なおこォォォ~~~~~~~~~~~~~~~~~」




こんな最期、伝説になる。


「最期の一言まで面白いことを言おうとする人ってカッコイイ」とか思うけど、

この状況だったら、余裕とか、ウケ狙いとか以前に、

必死で「たこ焼きのこと」を伝えようとするかもしれない。

その必死さが、また滑稽だ。



くだらない。



こんなことを考えて、

本当に車が突っ込んでこないか、心配になってみたりもしたが、

まったく意味のない心配で、

無事にたこ焼きを買って生還した。



家について、この壮大なストーリーをブログに書くことを想像して、

また一人で楽しくなっていたら

たこ焼きのもっとも美味しそうな姿を写真に収めるのを忘れて

すっかり平らげてしまった。



そんな訳で、

この写真。


たこ焼きの入っていた袋の写真です。


これによると、たこ焼きの英訳は

Octopus Ball

らしい。



tako

思い出し笑い

感情を外に出すのが怖い年頃があった。

周りの目ばかりが気になって。
いつも自分の枠の大きさを自分で決めて、
その枠の中で窮屈になってた。

あの頃、
街ですれ違う人が1人でニヤニヤしているのをみると、
何か見てはいけないものを見た気がして、こっちが恥ずかしくなった。
携帯を見ながら、ニヤニヤしている人。
何かを思い出して、目が笑っている人。

きっといいことがあったんだろうけど、
1人で笑ってるなんておかしいよ。

小学校の頃、
クラスの子が「思い出し笑いをするのってエッチなんだよ」
って言ってたし。

最近、
1人でニヤニヤしている人を見ると、
「なんかいいことあったのかな」と見守れるようになった。
だって、1人でも思い出して笑えるくらいの出来事って
よっぽど素敵な出来事だろうから。

少しは、私自身も自然体に生きられるようになったのかな。

そういえば、
こんな自由な気持ち、
コピーの勉強をはじめてから、かも。

時間

或る人が言っていた。


だいたいの「やれてないこと」というのは、
その人のなかでの優先順位の低いことばっかりなんだ。


押忍!

会社はバンドだと思っていますので、
すべての行動を『俺たちバンドマン』なノリで展開しております。


さんま丁目クリエイティブ研究所で、ホームページを紹介 した、

「男前豆腐店」の社長、伊藤信吾さんがこんな風に語っておりました。


カッコイイ。


社長の発言自体が広告になっている。


ちなみに、

この社長のインタビュー、こんな風に締めくくられてます。

「変わらないのは、豆腐の製造方法に対するうざいほどのコダワリということで押忍」


「押忍」とかまじめな顔して言っちゃう社長に

ついて行きたいっス!



osu


匂い

我が家が工事中だ。


家族みんなが、鼻がもげるほど「シンナーくさい」という部屋で

わたしは心地よく眠りについた。


そう。

私は、万年鼻炎。


鼻が悪い。



このことをお母さんと話していて、ふと、

「私が気づいていないだけで、世の中はもっと色んな匂いに溢れているのかな」なんて思った。

ちょっと違う日(オヤジの目線篇)

トマトとモッツアレラの子。

考えるのがめんどうだからいつも同じものを頼むのか、
ものすごく、トマトとモツァレラが好きなのか、

いづれにせよ、週に3日は食べ過ぎだ。

あいつの血は、肉は、
トマトの赤でできている。
血をねばらせ、肉を固めるのがモッツアレラ。

きょうも、
昼過ぎにやってきたので、
注文を聞くまえに、レジのボタンを押そうとしたら
きょうは、「魚介の塩パスタ」。

ついに、飽きたのか?
春だから、変わりたいのか?

とりあえず、考えて注文する頭はあったらしい。

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さっきの日記、
「ちょっと違う日」を、なんとなく、
レジのオヤジの目線で書いてみた。

ちょっと違う日

「トマトとモッツアレラのパスタ

週に3回食べているので、
「いつもの」って注文しても通じる自信はあるけれど、
恥ずかしいので言えません。

きょうは、週の真ん中、水曜日。
まだ水曜日、で退屈なので、
「魚介の塩パスタ」を頼んでみた。

いつものレジのオヤジが、「変わりましたね」って、笑ってくれた。



pasta

「恋愛寫眞」

深夜の映画鑑賞。


rennaishashin


2年前に観たときより、自分に近い感覚で見れたのは、

主人公の不安や葛藤、嫉妬、夢中さに、この2年で自分と重なるとこがあったからだろうか。



「ごめんね、付き合わせちゃって。帰るね」

「もうちょっと居ろよ」

「いつまで?」

「・・・このみかん、食べ終わるまで。」

(箱いっぱいのみかん)


っていうシーンが好き。

奇跡

こんなテンションで空を見上げたら、
円盤くらい見えるかもしれないと思って目をこらしたけれど、

全然見えなくて、星がまたたいていて気持ちいい風が吹いてくるばかりだった。

(よしもとばなな 「High and Dry(はつ恋)」)

主人公の14歳の女の子が、好きな人からの連絡を2週間待っていて
やっと電話が鳴って、会う約束をしたあとの描写です。

うれしいことがあったり、すごく気分がいいときって、
本気で今なら空が飛べそう、って思ったり、
飛べなくても何かすごく素敵なことを思いつきそうな気持ちなる。

なんか、分かるなー。
この描写。

私は、最近そんな気分の時は、このブログに気持ちを残しています。