東日本大震災から7回目のX'masまで37日 | みちしるべ

みちしるべ

人は生まれによって尊からず

その行いによって尊し

かけた情は水に流せ

受けた情は石に刻め

右は極楽 左は地獄

心ひとつが道しるべ

 

たとえば今 僕が消えていなくなって

中村つよしさんの歌。

 

2011年11月。

愛のカタチという歌をどうしても東北に届けたい。

 

でも自分には歌えない。

でも届けたい。

どうしても届けたい。

 

そうしてこの活動は始まりました。

 

300人ほどの方々から4000個を超えるクリスマスプレゼントが贈られました。

プレゼントにはひとりひとりから手紙が添えられていました。

プレゼントを贈られた被災地の方々から

感謝の手紙が各々に届いたそうです。

 

現地には70人ほどのサンタさんが集まり

現地のバス会社で3台チャーター、レンタカーは6台。

80人ほどの方々からおあずかりしたご寄付でなんとかできました。

 

振り返ってみればよくできたなぁと思うけど

それはすべて、どんなカタチでも

参加してくれた人たちがいたから。

ありがとうございます。

 

2012年、2013年、2014年、2015年、2016年と続けてこれました。

やはりそういうことだと思う。

誰かが一緒にやってくれるから、できる。

 

その最中、あの曲を産みだしてくれました。

大切な人を亡くしたご家族。

ある少年の繊細な心境を歌にされたそうです。

 

今年は、東北によく来ているけど、仕事、仕事、仕事。

 

震災の時にもうやめようと思った仕事を

今、またこうしてやることに。。

 

仕事でもボランティアでも何でも

動くこと

動かされることも

大切だなと思う。

 

あまり多くのことをいっぺんにできないので

今年も準備が遅れて、焦っていた最中

毎年、参加してくれる方々からご連絡いただきました。

 

「今年もやるんですよね。」

 

とご寄付の申し出なり、何なり。

 

この人たちは、なんで声をかけてくれるんだろう。

この一言だけで、救われます。

世の中捨てたもんじゃない。

(ほんとうにありがとうございます)

 

前置きが長くなったけど

今年もやります、やらせていただきます。

きっと死ぬまでやります。

 

やりたいことはたくさんあるけど

人生は楽しいことが、いっぱいあるってこと

一生かけても足りないくらい、学ぶことがあること

いろんな世界観があること

いろんな生きかたをしてきた人たちがいること

 

そんなことを気づくきっかけを伝えたいと思う。

 

こうして毎年、世の中捨てたもんじゃないって

気づかせてもらえているように

彼らにも伝えていきたいと思う。

 

というわけで

これまでつながりのある

福島県南相馬、宮城県気仙沼、南三陸、岩手県陸前高田、大船渡のご家庭と

今も仮設住宅にいる方々にも今年はお邪魔しようと計画練り中です。

すべての地域には残念ながらいけないのですが

訪問先地域のリストアップしてみるとこんな感じです。

 

南相馬600戸1045人

気仙沼362戸763人

南三陸241戸584人

陸前高田622戸1555人

大船渡156戸301人

合計1981戸4248人

 

今も仮設にいる人と話す機会があったんですが、荒んでました・・・

その時、いこうと思いました。

世の中、捨てたもんじゃねぇなって感じてもらえたらいいなと思います。

怒られるかもしれないけど、そういう時は怒られてこようと思います。

 

どれだけの人たちに届けられるかは

一緒にやってくれるサンタさんがどれだけ集まるかってことと

どれだけプレゼントを集まるかってことで決まってきます。

いづれにしても、1人でも多くの人に届けたいと思います。

 

プレゼントは

届けたいなって思う、本、映画とか

クリスマスを感じられる様なちょっとしたお菓子とか

あと、ぜひ手紙もあると最高です。

あらためて募集させてください。

 

おおよそのスケジュールはこんな感じです。

12月22日仙台空港着~南相馬~気仙沼~南三陸

12月23日陸前高田

12月24日陸前高田~大船渡

12月25日仙台空港発

 

まだ粗々ですが

取り急ぎのご報告まで。

 

今日は山形県。

週末には吹雪くんだとか。。

早くも東北の冬を感じられて最高です。

またお知らせさせていただきます。