みんなで風船を打ち上げるなら、どこが相応しい?
風船打ち上げは、人が集まりやすいところがいいですね。
公園、災害公営住宅、仮設住宅で入居が多いところとか。
顔を合わせる機会にもなりますね。
距離的に行けそうもないご家庭にはサンタ訪問をご希望できるようにもして、スケジュールしよう。
岩手県の仮設住宅入居状況(訪問エリアは赤部分)はこの表のとおりです。
http://www.pref.iwate.jp/dbps_data/_material_/_files/000/000/023/870/30kasetsu10m.pdf
訪問エリアの仮設住宅入居率・人数は大船渡6%66人、陸前高田27.5%700人、住田町29.9%43人。
災害公営住宅などへの転居や自立再建は、地域差があります。
海岸沿いの立ち退きとか地権がらみで色々問題があるって聞いたことありました。
大船渡全体の仮設住宅をみると、市情報では入居64戸、猪川立根地区の猪川町長洞仮設団地に47戸と集中しています。
http://ofunatocity.jp/arealist.php
大船渡の災害公営住宅の入居率は100%に近いです
下地図のみどり町団地は135戸入居、他よりも集中していて、場所も中心部なので多くの人が集まりやすそうです。
このすぐ近くに盛町河川敷公園があるし、このあたりは七夕祭りの開催地でもあったし、ここでできたらいいね
http://ofunatocity.jp/kouei/arealist.php
陸前高田市の仮設住宅は2020年までに1か所の仮設住宅に集約していくそうです。
赤枠は2019年中に解体、黒枠は2018年中に解体、枠内の数字は平成29年4月時点の入居戸数です。
枠のない仮設はほぼ解体済みのようです。
赤枠点線の仮設には、今回ご案内するご家庭がいらっしゃいます。
http://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/hisai/oukyuu-juutaku/oukyuu-pdf/houshin-20170724.pdf
http://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/hisai/oukyuu-juutaku/oukyuu-pdf/juutaku-map.pdf
災害公営住宅の状況は?
募集戸数など数字をみると順調に転居が進んでいるようです。
下地図のは仮設住宅と災害公営住宅をポイントしていています。
AからBの距離が18km車で30分ほどかかるので、自転車での移動も難しいだろうと思われます。
なのでA地点付近(モビリア・獺沢仮設)とB地点(栃ヶ沢災害公営住宅)を風船打ち上げ場所とし2か所開催が参加しやすいと考えました。
予算(35000円)とヘリウムガスのキャパ上、イベント全体で風船1000個なのがちょっとツライとこです・・・
福島県南相馬市
※出展 https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/41065d/nyuukyojoukyou.html
https://www.city.minamisoma.lg.jp/index.cfm/10,2076,62,201,html
福島県全体では仮設住宅に620戸999人(ピーク時14,383戸33,016人)、公営・民営の借上住宅3434戸6472人(ピーク時25,386戸62,612人)。
原発の影響を今も受ける南相馬市、川俣町、飯館村、大熊町、富岡町、浪江町、楢葉町、葛尾村、双葉町は顕著です。
今回の訪問先エリアである南相馬市における仮設住宅入居は225戸379人(ピーク時2537戸6444人)ですが、16か所の仮設住宅のどちらに入居があるかは不明です。
また借上げ住宅入居は南相馬に限定しての調査は不能ですがピーク時は1万人程度と思われます。
平成31年3月31日をもって、避難世帯への供与はすべて終了となり、経済的に自立困難な方々はどうなるのか不明瞭です。
南相馬市の災害公営住宅350戸、福島県の復興公営住宅927戸、あわせて1277戸。
2万人に迫った避難生活者の極僅かをカバーするに留まり、ほとんどの避難生活者は自力再建を求められたといえます。
https://www.city.minamisoma.lg.jp/index.cfm/10,0,129,html
比較的、下表の復興公営住宅は避難生活者がまとまって生活できるよう配慮されています。
所在不明で徒手空拳になる仮設住宅に伺うより、こちらの方が確実に避難生活者がいらっしゃるといえます。
http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat1/sub-cat1-4/com/20180330_8minamisouma.pdf
ほんとうは全か所にお邪魔したいところですが、不徳の致すところ・・・
南相馬開催について、下図のようにさせていただきたいと思います。
以上、②検討すべき事 でございました。
2018年、震災から8回目のクリスマス。
平成に感謝し、震災に学んだことが末広がりに活きるよう祈り、天に届けます。
思いやりあい、手をとりあい、わかちあいの世となりますように。
草々