映画館での新作映画イベントMCや
映画DVD紹介をTSUTAYAというレンタル店の
ラジオでも長年おこなっている私としては
今回の緊張事態宣言での休業要請は悲しくて。
東京のレンタル店も映画館も休館となって
仕事キャンセルの連絡が来るたび
よもやよもや、職業と居場所を
国から奪われていくような気分に。
映画を舐めんな!と叫びたい思いを抑え
配信だけじゃ映画全ては網羅出来ないんだ!
レンタル店や映画館が開かないと
配信されない素晴らしい映画を見られないことになるんだ!
私のやりがいを奪うな!
と気が緩むと泣けてきそうになる少しヤバめなわたくしです。
この突然やって来た暇。
米アカデミー賞結果を確認し、
映画レビューやらコラムも映画の公開日が不安定だから
どうしたもんかと筆(パソコンのタイピング)に悩みながら
こーなったら
大好きなラジオという形でひとり映画を喋ろうじゃないか!
とラジオアプリ[Radio Talk]での一人喋りを再開したのでした。
いつもは俳優や監督をゲストに招いて新作映画について聞いている
ちょうど一年前のコロナ禍から始めた
「伊藤さとりのスナックシネマ」
先週辺りから
ひとりで配信でも観られるオススメドラマや
アカデミー賞ノミネート内のオススメ映画を
語り始めたのです。
そもそも
昨年の今頃もロックダウンで暇過ぎて
仕事も無くて、困っている状況の中
友人、知人の監督とリモートで語らうラジオを始めようと
立ち上げたラジオアプリ番組なのですが
気付けば随分と沢山の監督、俳優、同業者にも
出てもらい、一年が経とうとしています。
趣味が映画鑑賞しかない私を救った映画が
仕事となって、映画の仕事しか出来ない私が
出来なくなっても
それでも映画は消えないし、
シネコンでかからないような挑戦的な作品が観られる
ミニシアターも名画座も無くなって欲しくない。
タイトルやジャケットを棚から探して
気になる作品を選ぶ作業が出来るレンタル店も愛している。
そんなことをまた強く願う日々ですが
湧き上がるプンプンのお陰で元気です。
良ければラジオアプリRadio Talk
「伊藤さとりのスナックシネマ」
聴いてやー♪