映画を伝える仕事って様々であります。


映画宣伝として宣伝マンになる、


映画ライターとして映画の記事を書く、


監督や俳優にインタビューをする、


そして映画の評論を書く、


他にも私のように


映画コメンテーター的な役割でTVなどで言葉で伝えたり

舞台挨拶や映画記者会見の司会をしたり

自身でインタビュー番組を作るということも出来ます。


醍醐味といえる映画評とはまた別の形で

作り手の思いをストレートに届ける仕事だと思うのが

動画のインタビュー。


監督と俳優のインタビューを展開したいという思いから

企画に乗ってくれたWEBサイト「シネマクエスト」の編集長が

文章と写真の記事をUPするページを作ってくれ

さらに映像で見せたいという思いを組んでくれた

「東映チャンネル」の方が無料放送枠の中にコーナーを

作ってTVで放送してくれている「伊藤さとりのシネマの世界」


毎回、人との繋がりで思いを形にしてもらえてたのですが

「シネマクエスト」さんがサイトを閉じることになり

この度、東映チャンネルでのTV放送と

動画で配信することになりました。


「ぴあ」での動画展開は東映チャンネルのものをさらに短くした

内容ですが、仲の良さや映画への思いを表情で見られます。


私個人は、映画番組を作るにあたり

「映画を観たいと思ってもらえる構成」を考えていて

"実際、観てから聞きたいと思うような
ネタバレになるような脚本の後半の展開や
内容の深い部分に触れる撮影方法を聞かない"

と決めています。


あくまでも映画の入り口。


映画人の魅力が垣間見られる瞬間をカメラに残せるインタビュー

それをずっと胸に貼り付けて挑んでおります(笑)


現在公開中の『神は見返りを求める』


人間の表と裏が人との出会いで化学反応を起こし

時には爆発してしまうことを描いた

𠮷田恵輔監督の新作で

監督と岸井ゆきのさんの信頼し合う姿も見られます。


そして映画をスクリーンで五感を研ぎ澄ませじっくりと見て下さい。