3月の卒園式前日にコロナになった娘


今度は楽しみにしていたサマースクール前日にコロナ。


そもそもコロナ禍スタートで保育園も閉じた時に

環境の激変に耐えられなくなり、身体中に絵を描いたり

もともと迷子や衝動的な事故で早くから顔を縫う大怪我をしてたので

クリニックに連れて行き、沢山のチェックシートと行動観察

家での行動、保育園での行動などを資料にして

結果的に療育が必要ないADHD傾向と5歳で診断された。


私自身、発達心理や発達障がいについて学んでいたから

そうだろうと勘づいていた。


だからあるタレントの方が脳のクリニックで脳波だけで

発達障がいについて呟くのはとても危険だと感じていた。


決してそんな簡単に診断できるものでもない。


カウンセラーだって予測だけで

「あなたは多分〇〇です」と診断してはいけないのに。


しかも、診断されたことでどんな特性があるか、どう対処するのが良いか

大量の本を読んだり、本人を観察してコツを探さないといけない。


とにかく発達障がいは、色んな特性があるので、正解なんてない。


ただ娘がコロナ禍で更に生きづらさを抱えているのは

親ながら身に染みている。


とにかくよく喋るから見知らぬ人にも怒鳴られる。


気になったものはすぐ触るから、私に注意され

マスクが気になって外すから、また私に注意され

あぁ、またコロナになっちゃうかもなと思ったら見事、翌週コロナ感染。


前回同様、1日で回復した彼女は、家の中で歌を歌い、

暇だ、暇だ、と言って上の部屋を動き回っている。


私に部屋をきれいに、マスクして、下に来ないようにと言われて

暇での不満から本人に怒鳴られ続けるものの

私が感染したら大変なので、この四日間、陰性を守り通せた。


この特性の子に特に大切なのは、

自己肯定感を高める声がけ、と言われている。


ストレス社会だからこそ、寛容でいたいのだけど。