「バレーコードの覚え方(7/m/m7)」と言うセクションで、数種類のバレーコードを紹介したかと思います。
今回は、ポップスを演奏する上でこれだけ知っていれば大丈夫だ、と言うバレーコードを紹介していきたいと思います。
また、先のセクションではコードを一つずつ覚えて頂きましたが、今回のセクションからはコードをパターン化して覚えて頂きます。
慣れるまで少し難しく感じるかもしれませんが、ここで頑張ってコード理論に慣れていきましょう。
ハイコードを覚えるにあたり
・FフォームとBフォーム(本当はEフォームとAフォームと言うのですが、ややこしくなるので別の機会に)
・ルート音の場所
という二つの事が必要になってきます。まずはFフォームとBフォームから。
FフォームとBフォーム
ハイコードは、基本的に
・Fフォームのコード
・Bフォームのコード
の二つに分ける事が出来ます。
Fフォーム
Fフォームとは、その名の通りFコードに関連するコードの押さえ方です。
Fフォームのコードは、全て以下の形で押さえる事が出来ます。
まずはFコード、Fフォームのコードの基本形です。
そしてFマイナーコード
次はFセブンスコード
残りのコードも同様に、Fフォームの全てのコードがその形になっています。
今までのコードも含めて、Fフォームの常用コードを一覧でまとめました。下の画像で確認してみて下さい。
Bフォーム
こちらも同じく、Bコードに関連するコードの押さえ方です。
Bフォームのコードは、全て以下の形で押さえる事が出来ます。
いかがでしょうか、まずはFフォームとBフォームの基本であるF関連コード、B関連コードを覚えてしまいましょう。
ルート音の場所
先程のF/Bフォームは出来たでしょうか。全て覚えるには時間がかかってしまうので、ここからのコンテンツは
上の画像を見ながら修得してみて下さい
これからルート音の場所を覚えて頂きます。ルート音は和音の一番低い音でしたね。
上の図が、ルート音のそれぞれの場所になります。
さて、これでハイコードを覚える材料が出そろいました。ここからが難しいですよ!
ハイコードの押さえ方を考える時
①押さえたいコードのルート音の場所を調べる
②ルート音が6弦の場合はFフォーム、5弦の場合はBフォームを使う
③それぞれのフォームでルート音が対応する場所に来る様に、コードを押さえる
という順番でやっていくと、該当するコードが押さえられます。
例1)G♯add9を押さえたい時
①まずはG#のルート音の位置を調べます、G#は6弦4フレットか、5弦11フレットのどちらかです。
今回は6弦の4フレットを使ってみましょう。
②6弦ルートなので、Fフォームを使います。5弦ルートならBフォームですね。
Fフォームでadd9の形を調べます。
上の図がFフォームのadd9の形なので、このコードフォームを使います。
③先程の図のフォームで、ルート音(色付き○の所)が6弦4フレットに来るように押さえればG#add9の完成です!
例2)E♭sus4を押さえたい時
①まずはE♭のルート音を調べます。5弦6フレットか6弦11フレットですね。今回は5弦の方を使ってみましょう。
②5弦ルートなので、Bフォームでsus4の形を調べます。
③先程の形で、ルート音が5弦6フレットに来るように押さえればE♭sus4の完成です!
いかがでしょうか。ハイコードの覚え方、マスター出来ましたでしょうか。
確認として、以下の2コードを上記の理論で押さえてみて下さい。
①C♯m7
②B♭M7
それぞれ正解をこのコンテンツの一番下に書いておくので、確認して合っていればバッチリマスターです。
もし間違えて、どこが違うのか分からない場合は当スクールの体験レッスンにお越し下さい。
一緒にコード理論をマスターしていきましょう。
ご来校の際に「コード理論が知りたい」とお伝え頂けるとスムーズに体験レッスンが出来ます。
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