ズバリ、まだ幼いうちからこどもに英語を学ばせる理由って何でしょう?



「やっぱりこれからの時代、英語は話せたほうがいいに違いない!」


「今は小学校でも英語の授業があるみたいだから、その時に困らないように。。。」


「小さいうちからやった方が良さそうだし。。。」




どうやら「私のように英語ができるようになってほしいから」という理由で英語に取り組ませていらっしゃる方より

「私みたいになってほしくないから」という我が子には英語で苦労させたくない!という気持ちからお子さんに英語を学ばせる方が多いように思います。





今や幼児どころか赤ちゃんの頃から、更には胎児のうちからの胎教として英語に触れさせるお母さんが多いようですもんね





では、早期から英語を始める場合の目標は何でしょう?




こどものうちにペラペラになること?


日常会話くらいはできるようになること?


それとも将来のお受験で高得点をとることでしょうか?






ズバリ! 私が娘に身に付けさせてあげたいと思っている英語習得の目標は・・・




「だってそうなんだもん!」の感覚を身につけてもらうことです。




みなさん、「トンボ」と発語する時には「ン」の時に唇を閉じるのに、「リンゴ」発語する時に「ン」の時唇閉じませんよね?


どうして? 


どうして同じ「ン」なのに違うの?


どうやって使い分けるの??







・・・・







だってそうなんだもん!!







ね? そうなるんです(笑)


私が娘に身に付けさせたい英語力はこの「だってそうなんだもん!」の感覚なんです。




たとえば、私達が苦労して覚えた、

「furniture(家具)は不可算名詞だから、沢山あってもfurnituresとはいわない」や、


未だに出来てるのか出来てないのかすらわからない「l」と「r」の発音の違い、使い分け。


color(色、カラー)のアとcalendar(カレンダー)のアは発音が違うこと。。。


などなど。





なんでだかわからないけれど自然と知っていて無意識に使っていて、人に聞かれても「だってそうなんだもん!」と言いたくなるほどの感覚。


この無意識の感覚、これこそ私が娘に身に付けさせてあげたい英語力なんです!





しかし、この感覚、残念ながらある程度の年齢になってから始めた机上の英語学習では絶対身に付けられないものなんですよね。。。


(私、某私大英文科卒業なのですが、ゼミで言語習得の臨界期について学んだ事があります(しかし英語ペラペラではありませんガーン))


たとえ幼いうちから英語教室に通わせていても、週1回1時間英語に触れたとしてもなかなかこの感覚までは身につかないのではないか?とも思います。



もちろん、海外に住んだり留学したりすると自然と身に付くのでしょうが、現実的にそれは無理。。。





ではどうしたらよいのか?





それを娘が生まれてからずっと模索してきました。


英語が堪能な日本人の経歴を調べたり、英語の教育本を沢山読んでみたり・・・




結果、なるべくお金をかけないで、娘に無理強いすることもなく、自然と「だってそうなんだもん!」の英語感覚を身につけさせてあげるのにベストな方法は、


毎日、なるべく多く英語を耳に入れる!!という事だという結論に至りました。




「はい、今から英語聞きましょうねー。」とはしません。


なんかしらないけどおうちでいつも流れてる・・・といった感じ。



娘も英語(歌や会話や朗読など)のCDが始まったからといって特に何も反応しません。


しかし、聞いてるんだか聞いていないんだかわからない、いや、むしろ全く耳に入っていないとおぼしきそれらの音源の内容が、ある日ポツッと娘の口から出てくるんです!!


わが家では赤ちゃんの頃は英語のお歌のCDを1日1回かける程度でしたが、1歳半からは本格的に掛け流しを始めました。


BGM的な「掛け流し」なので、その英語の意味はまったくわかっていないはずです。


でも娘の発語を目の当たりにすると、着々と確実に、その音が耳に入っているようであることは間違いありません。




今の時期はこうして①英語のシャワーを浴びせて音をインプット

そしてこれから徐々に、②どんな場面でどんな言葉をどのように使っているかもわかるような機会(実際英語が話されているような場所に連れて行ったり、英語のDVDを見せたり等)を与え、

そして更なる段階として③英語を話す機会(アウトプットの機会)をもてるようにしてあげたらいったら良いのかな・・・と思っています。





私達の日本語だってそうでしたよね?



赤ちゃんの頃、何も意味がわからないけれど周りでは日本語が毎日沢山飛び交っていて、

こちらは話せないのに、ママは日本語で話しかけてくる。

でも1年経つ頃には、日々の生活の中で出てくる言葉はなんとなーく意味がわかってきて、

2歳になる頃には少しずつ自分でも話せるようになって、

幼稚園にあがって、ママ以外の人やお友達ともお話する機会が増える頃には爆発的に日本語力もアップ⤴


そして今や日本語ペラペラな私達(笑)




経済的な余裕があれば、早い時期から英語教室に週何回か通わせたり、ネイティブの先生がいるプリスクールやインターナショナル幼稚園に入れるのが良いでしょう。


でもそうでないのなら、

「うちは余裕もないし、英語習わせてないから…」じゃなく、

せめて家庭で英語のシャワーをあびる機会を親が作ってあげて、私達が日本語を習得した時の第一段階くらいはクリアしたいところです。



この掛け流しは、

お金も手間もかからない


そして親が全く英語ができなくても大丈夫な方法です。




英語の掛け流しについてはまた別の機会に詳しくお話したいと思います。





娘はまだ2歳。
英語の発語はまだまだこれから。

私の英語習得方法がどんな結果に結びつくかはまだ未知数。


でも、日々の積み重ねがいつか、目標である「だってそうなんだもん!」の感覚を知らず知らずのうちに身につけててくれたら良いなと願っています(*´︶`*)クローバー