今まで卒酒してからの自分の変化は書いていましたが、今日は私の家族・ダンナ様の変化を振り返ってみたいと思います。
 
 
そもそもダンナも飲むのが大好きで、夫婦揃ってよく飲みに行き毎日晩酌していた我が家。
 
しかし私の異常な飲酒量のせいで、段々とダンナの飲酒量も増えていってました。
卒酒初期のブログに書いた気もしますが、〝このままだと私のせいでダンナを病気にしてしまう〟と言う怖さも卒酒したい理由の一つです。
 
先ず、私が卒酒する!もう飲まない!と言った時のダンナの反応は、
 
『節酒とか禁酒日つくればいいじゃない』
 
『アル中はもっと酷いから、そこまでする必要ないよ』
 
『いつも言う事極端だな〜』
 
です。
まぁ多分、いつも突然禁酒宣言しては続かなかったので、〝今日はそんな気分なんだろうな、ほっときゃそのうちまた飲むだろう〟くらいに思われていたのでしょう。
 
それからしばらく夕食時はダンナは私が大好きな氷結を飲みながら『ほら飲まないの〜?』と、ホレホレ見せびらかして飲んでいたし、共通の友人との飲み会の席では頑なに酒を断る私に『一生飲むか一生飲まないかなら一生飲む方とるよな〜』と、友人とケラケラ笑っていました。
 
1人で飲んでるとつまらない?と聞けば、即答で『そりゃ〜ね』と返されました。
 
その時の私の心情はと言うと、目の前で酒を飲まれて羨ましい気持ちもありましたが、程よく酒を付き合ってあげれないのが苦しくて、私がいない酒の席で『嫁が酒やめてさ〜つまんないんだよね〜』と言っていたらどうしよう…と〝嫌われる怖さ〟の方が大きかったです。
 
だからそんな思いを消し去りたくて、私は事ある事に切々とアルコール依存性についてダンナに話しました。〝私は正しい選択をしているよ〟とダンナにも自分にも言い聞かせました。
 
絶対、鬱陶しかったと思います。
 
それでも私の話をいつも聞いてくれて反論はしませんでした。
 
 
卒酒80日目の私の誕生日。
『今日くらい飲んで良いんじゃない?』
と勧めてきました。
勿論私は飲みません。
誕生日ですら飲まない私を見てから少しずつダンナの対応も変わってきた気がします。
 
その夏のお盆にダンナな実家に行くと『ノンアルコールワイン買っといたよ』と、私が酒を勧められないように準備してくれていました。
異常なアルコール欲求で苦しくて飲みたい!と騒ぐときは『飲んだら後悔するよ〜』と冷静にしてくれて、正月とか飲んじゃうかな〜?と不安がると『多分、飲まないよ』とキッパリ言い放ってくれました。
 
今は誰よりも私の病気の理解者です。
 
 
 
 
私、思うんです。
〝飲んではいけない病気だと伝えたい〟なら、どんな場面でも絶!対!に!飲まない!を突き通さないと分かってもらえないと。
ダンナのつまらなそうな顔や誘いに負けて一緒に楽しい酒の時間を過ごすと、飲んではいけない病気だなんて思ってもらえる訳がないんです。
 
病気だと分かってもらえたら、それからは楽です(*^^*)
 
家族なら病気をケアしたいと思ってくれるハズだから。
 
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我が家の様な『酒大好き夫婦』でも変われた事を伝えたく長々と書きました。
読んでくださりありがとうございました。
 

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