Vol.12 「直感と閃きの子育て①」
私は、直感や閃きとはあまり縁がない方で、いつも、これがいいのかあれがいいのか、こうすべきかああすべきか、考えて考えて考えすぎて、頭が疲れてから出した結論は結局あまりよくなかったということがよくありました。
ここ最近で直感で動いて「よかった!」と思えたのは、前述の生活クラブ生協に加入したことでした。
生活クラブには2010年の年末に訪問販売でサンプルをもらって、あまり考えずまあやってみてもいいか、ぐらいの気持ちで加入しました。家のすぐ近くに大阪で2番目か3番目に大きい商店街があるにもかかわらず。
そして、2011年の年明けすぐに2人目の妊娠がわかり、また、原発事故以降放射能による食べ物の汚染についての不安がありましたが、生協の食材は比較的安全で基準やトレーサビリティもはっきりしているので、心配は少なくてすんでいます。
今ではなくてはならない存在になっています。生の野菜をそのまま食べても、おいしー!
余談ですが、そのほかは、お父さん(=夫)と結婚したことぐらいかな?「この人となら一緒にやって行ける。」という直感が大きく働き、出会ってから短期間で結婚しました。(衝撃・笑劇的な事実ですが。)
そのお父さんは、たまに私に読ませたい新聞記事を食卓に置いておくのですが、この間は「あんなに愛らしかった妻が・・・鬼嫁変貌のワケ」という記事が置いてありました。
ただ、その記事のアドバイスの1つは「夫が妻に思いやりや気遣いをみせなくなるから妻もそうなる」ということだったので、その部分を赤で囲んでまた食卓に置いておきました。
事あるごとに、「お父さんを大切にしよう!」と思いを新たにしていますが、実際はどこまでできているやら。
さて、子育てのビジョンについてですが、今の私の子育てのビジョンは、2人目の子(息子)の命名由来がビジョンになると思います。
息子は、去年、2011年8月24日、東日本大震災の年に生まれました。
この100年に1度と言われる大不況の中で起きた大震災。多くの尊い命が失われ街も壊されてしまった。その上、原発事故。満身創痍のような日本。
こんな自分勝手な私でも、この国の再建に何かできないかと考えずにはいられない。
息子には陽太(ようた)と名づけました。
太陽のように、誰かを、この国を、少しでも明るく照らせるような、温かく優しく力強い人になって欲しいという願いをこめて。
私たちの世代でできうるかぎりのことをして、そして、未来の世代に日本を託していかなければいけません。
誰かを明るく照らすためには、まずは自分が明るく輝いていないといけません。自分自身がしっかりと大地を踏みしめて立っていないといけません。自分がしっかり立っていられないなら、他の人や社会のことまで考えられるようにはならないでしょう。
親がまずできることは、子どもが一人でしっかりと立っていられるようにサポートしていくことだと考えています。
「生きていくバイタリティを持った人」に育てたいというお父さんの考えにもつながっています。
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さて、太陽といえば、今日(5月21日)は金環日食でしたね。
うちでは、お父さんが会社の人からもらってきた日食メガネ(紙のもの)を3人で交代で見て、観察していました。
太陽の光、パワーってすごいですね。半分以上かけていないと、ちょっとした部分日食ぐらいでは、日食が起こっているのが全然わかりませんでした。
大阪では日食の後半から薄く雲がかかっていたので、肉眼でも観察できました。
娘は、日食が始まった頃は喜んで見ていましたが、金環日食の頃には飽きてきたのかあまり興味を示していませんでした。
息子は、まだ赤ちゃんなので観測できていません。
家族が揃って日食を観ることができたのが、幸せなんだなあと感じた朝でした。
6月6日に「金星の太陽面通過」というのもあるそうです。
日食の仕組みは難しいので、本では写真をみたり、簡単にだけ説明して娘に見せてみました。
娘は、ふーんというだけでしたが、何かは感じているでしょう。
「太陽を探る」
今年出版された本で、5月21日の金環日食も載っています。
第1巻 太陽を探る -太陽の動きとすがた・日食-: 学校の理科から最新の話題まで! (星と宇宙.../著者不明
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「黒い太陽のおはなし」
太陽にまつわる昔話もあり。
黒い太陽のおはなし 日食の科学と神話/寮 美千子
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