話題になっていた本なので読んでみました。

「ずるいえいご」というタイトルですが、ずるいというか「すてる」英語を提唱した本でした。

「ずるいえいご」青木ゆか×ほしのゆみ
ずるいえいご
ずるいえいご
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青木 ゆか ほしの ゆみ
日本経済新聞出版社
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中学高校(大学)と英語を学んでも英語を話せない日本人に対して、4大柱「8割すてる」「大人語をすてる」「直訳をすてる」「抽象語をすてる」を中心に、中学英語レベルの単語や文法で、とりあえず話そうというものでした。

私自身も英会話学校に通って、英語を話している日本人を横から見ていて、物事を洗練された言葉(難しい大人の言葉)で言えなくても、簡単な言葉で表せればよい、ということを学んだように思います。

国際交流や子どもたちの自主性を伸ばすためにやっている、セルラスも、完全な外国語を話す能力より、コミュニケーションできる能力を大切にしています。
完璧な英語を話せなくても、コミュニケーションできることが一番ですね。
もちろん、学んでいくことは大事ですが。

本の後半は、難しい言葉を簡単な表現に言い換える練習になっていますが、やってみると、自分の英語はなんてワンパターンでなんて子どもっぽい表現しかできないんだ、と痛感させられました。
そんな英語でも意思疎通ができることが第一なのですが、英語力をアップするためにも、子どもたちと一緒に少しでもいいから英語に触れる時間を持ち続けていこうと思いました。




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