今年のGWは、生活クラブ生協大阪の「里山のがっこう」キャンプに家族で参加しました。この「里山のがっこう」は、廃校になった小学校を拠点にし、米作り、野菜作りをしたり、山、森で遊んだり、里山をまるごとフィールドにして学んでいこうという年間を通じてのイベントです。

私は小学生の頃、大阪市の南にある松原市に住んでいましたが、田畑に囲まれ、空き地もたくさんある地域で育ちました。そして、夏休みの半分を岡山県の鏡野町で農家をしている祖父母の家で、いとこたちと過ごしていました。田舎で夏にしていたことは、川で泳ぐことや虫取りなどだったと思います。自然に触れて成長できたと思っています。
大阪市内に育つわが子たちには、自然が不足しすぎていると危機感さえ感じています。
自然体験を補ってくれるイベントには、どんどん参加するようにしていますが、今回参加した「里山のがっこう」では、自然だけでなくいろいろな体験ができました。


「里山のがっこう」は、GW中2泊3日で「はるのがっこう」が行われました。
1日目は、生協野菜生産者の伊賀有機農産供給センターの協力で、野菜の種まきや苗植えをしました。
うちの娘は、農家さんが自宅に設置しているブランコで遊んだのが楽しかったようです。
親の目からは遊んでばっかりいたように思いましたが、後で写真を見ると、畑仕事もそれなりにしていたようです。
私自身は、初めてたけのこ狩りを体験しました。
初参加の娘は、はじめはなかなかなじめませんでしたが、6年生の女の子と仲良くなり(この子も多分初参加)、それからはとても楽しんでいたようでした。
夜は、ナイトハイキングにも行きました。電灯の無い中、手持ちの懐中電灯だけでカエルが大合唱する里山を歩きました。

ブランコ
ブランコに乗る

たけのこほり
たけのこほり 小学生の女の子と

ナイトハイク
ナイトハイキング 田んぼの生き物を観察中

2日目は、森遊びをしました。
森に到着後、すぐに川ですべってしまったらしく、ズボンがびしょびしょになってしまいましたが、そんなことは気にせず楽しんでいました。
(川遊び用の水靴に履き替えていたのに、すべってしまったようでした。)
ハンモックで遊んだり、ロープの遊具で遊んだり、仲良くなった友だちと楽しく過ごしていました。
私とお父さんと息子は、昼過ぎで帰宅しました。参加する前は、娘は私たちと一緒に自分も帰ると言っていましたが、友だちとの遊びに夢中になって、帰るときにも見送りにさえ来ませんでした。
夕方からは、拠点の小学校で模擬店をしました。
娘たちの班は、鳥丼、ポップコーン、シャーベットをしたようで、これが一番楽しかったと言っていました。
夜は、キャンプファイヤーをして、みんなで歌ったり、焼きマシュマロをして食べたそうです。

ハンモック
ハンモックで遊ぶ

調理
模擬店の準備中


3日目は、田植えをしました。
娘のことだから、遊んでばかりで田植えをちゃんとしないんじゃないかあと思っていましたが、写真を見る限り、がんばっていたようでした。

田植え
田植え 糸にそって植える


生活クラブ生協 大阪 里山のがっこう のFBでたくさん写真が紹介されています。
https://www.facebook.com/satoyamanogakkou


この「里山のがっこう」は生協のがっこう委員会が主催してくれています。
私も今回少し調理をお手伝いしましたが、スタッフの方は本当にいろいろと子どもたちに心配りをしてくれています。
小学5年生の娘さんのお母さんでもあるTさんは、優しい声で子どもたちや参加者に話しかけてくれて、Tさんに話しかけてもらうとほんわかした気分になれます。
お父さん的なKさんも、しっかりと子どもたちを導いてくれていて、安心して子どもを預けています。
その他のスタッフも自身で自然を楽しんみながらも、あれこれと子どもたちに目を配ってくれます。
高校生や大学生のリーダーさんもいて、子どもたちのフォローをしてくれました。

次回は、6月末に1泊2日で「初夏のがっこう」があります。
田んぼの草引きをする予定です。夜は雨でなければホタルの群生が見られるそうなので、ホタルを見に、私も参加の予定です。





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