チルドレン大学のメンターになって約2年経ちました。
その間、チルドレン大学の入校を考えているお母さんの質問に、私なりに回答させてもらいました。
質問を受けていて、小さい子どもさんをお持ちのお母さんで、子どもをすぐに叱ってしまうことに悩んでいる方が多いようだと感じました。
チルドレン大学をマイペースで進め、いろいろとハウツー本を読んだ中で、私が使っていた子どもを叱ることの回避方法をご紹介したいと思います。
旧チルドレン大学のアウトプットで書いていたブログを少し修正して載せています。
そんなにたいしたことでもないですが、ご参考になればと思います。

子どもが、3~5歳ぐらいのときにしていたことです。


娘が5歳の頃、自我が強く出ていました。
保育所からの帰り、家までどっちが早く帰れるかなどの競争をして私が勝とうものなら、「1番になりたかった。1番になりたかった。」と言い続けて、泣いたりしていました。(保育所でたくさん遊んで眠いのもあったようです。)
そんなときは、「お母さんが好きなかしこい娘はどっちだと思う?①『1番になりたかった。1番になりたかった。』と駄々こねる子。②1番になれなかったけれど、『今度1番になるように頑張る』と言う子」と問いかけました。
(ポイントは、子どもが言った言葉を子どもが言ったような調子で言うことです。体を揺らしてかんしゃくを起こしているなら、その点も真似して言うことです。)
娘はまず真似された自分の言葉を言う母を見て笑っていました。
自分がどんな風なのか、多少は客観的に見ることができたのかもしれません。
そして、娘も頭ではわかっているようなので、ちゃんと②と応えていました。

それでも泣き続けるのときは、娘をひざに抱っこしてやり、「わんこちゃんはお母さんの言うことをちゃんと聞くかしこい娘?それとも、お母さんの言うことを聞かない悪子(わるご)の娘?」と言うと、「かしこい娘!」と応え、しばらく泣いた後は落ち着いていました。

息子のときも同じようにしていましたが、息子も本当は自分がどうすべきかわかっていて、選ぶべき方を選択していました。
子どもも、本当は自分がどうすべきかちゃんとわかっているんでしょうね。
ちょっと誘導尋問的な感じもしますが、かんしゃくを落ち着けるにはよかったのかもしれません。
あと、チルドレン大学で学んだように、かんしゃくを起こして泣いている子どもに、「まず泣き止んでごらん。」と言い聞かせていましたよ!

子どもをすぐに叱ってしまうことに悩んでいるお母さんは、一度試してみてください。

ただ、これは小手先のテクニックでしかないので、母親として子どもをどういう風に指導や教育したらいいのかということを本格的に学びたい場合は、是非、チルドレン大学を受講してくださいね。


子育ての中で、母親としていろいろと自分の生活を犠牲にしないといけないことがたくさんあります。
そんなときは、マミーことランディー・由紀子さんが言われている、今はすごくすごくきれいな海の中で岸に向かって懸命に泳いでいる状態、ということを思い出しています。
その渦中にいるときは大変だけれど、そういう時期はとてもとても短くかけがえのない時間なのだと。


元のブログ
「子どもにいろいろさせてみる」 (チル大アウトプットより)

http://ameblo.jp/sayaka-san/entry-11232933494.html



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