8ヶ月通っている体操教室で、ついこの間まではまだ緊張してる姿ではじの方でもじもじしていた梢。
普段の教室でのご挨拶の掛け声も今まで一度もやったことがなかったけれど、今日はやけにイキイキ、自信に満ちた表情だなぁと思っていたらついに自ら挙手して大きな声でご挨拶をしていました。
挙手した梢を見て先生も「お!」と嬉しそうに目を丸くしていて、きっと多分私も、先生と同じ顔をしていたと思う。
梢の中で何かが変わったその瞬間を目撃した気がして、それはそれは美しかった。
あの自信に満ちてキラキラして嬉しそうに輝いた姿が忘れられないし、これからもこんな瞬間がたくさんあるといいなと思いました。

帰り道の自転車で「今日ご挨拶梢があたったね!」と話したら「なんか今日はできる気持ちがもりもり出てきたんだよー!」と嬉しそうに話してた。本人もなぜかはわからないと言っていたけど、それは根拠のない自信ではなくて頑張ってきた時間の積み重ねがそうさせたのだと思うから、諦めないで続けることの大切さを私は彼女からたくさん学んでいる。

幼稚園の生活も、年中さんが終わってしまった。
とても優しく温かく、守られた幼稚園にいられる時間もあと1年しかないから、いいことも悪いこともなるべくたくさんの出来事や気持ちをこの幼稚園にいる間に育んでいってほしいな。