セピア色の神話 | Aki姫's Café☕∗*

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All time I spent with you is irreplaceable treasure to me.
Please watch over me from heaven. I love you forever.

私は 月の下に生まれた
薄暗い セピアな色に世界が 私の生きる場所

金色の月を見上げながら 
綺麗な色の 明るい世界で暮らすことを夢見ていた

あなたは 太陽の下で生まれた
明るい 綺麗な色の世界で あなたは生きていた

そんな 違う世界の住む私達の元に舞い落ちてきた
偶然の 必然の それとも神様の悪戯


あなたは 私に青空を見せてあげたいと
私の夢を叶えてあげたいと

あなたに手を引かれ 私は初めての世界に
一瞬見た 青空
綺麗だと思った瞬間に 眩しさに目を閉じた

現実は残酷だった
私はセピアな世界でしか生きられないと知った


私の為に あなたは明るい世界を捨てると決めた
こんな色のない世界にいても あなたは素敵な色だった

でも時は あなたから徐々に色を奪っていった
私の決心は あなたを明るい世界へ返すこと

最後の日 二人は金色の月を見ていた
零れる涙は キラキラと輝きながら星となった


一人 月を見上げて 二人の時を思い出す
輝く星の数ほどの あなたの笑顔

セピアな色の世界で 私はこれからも生きていく
あなたが見せてくれた 綺麗な青い空の記憶を宝物にして

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©️聖刹那&Aki姫. all rights reserved. 🍪🫖
ノンフィクションな自分を書き綴ってきた詩達です✏️📚
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