仕事の定義 | せどりガジェット研究所

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iPhone用せどりアプリ、「せどりすと」の開発者ブログ。
せどりすとに関する情報や、その他副業等の情報発信を行なっています。

こんにちは。府御門です。


せどりすとのブログとか言いながら、イキナリ雑記からスタートです(笑


さて、皆さんの「仕事」の定義は何でしょうか。

「仕事=お金を稼ぐ」という考えの人も多いと思います。
それも間違いだとは思いません。個人的にもお金がほしいです(笑
ただ、人生の大半を仕事に捧げるとすると、「人生≒仕事≒お金」になってしまうわけで、それもなんとなく違うと個人的には思っています。


私にとって、「せどりすと」の開発は本業ではありませんが、「仕事」だと考えています。
せどりすとによって、せどらー方々の仕事がより効率的に質が高くなるようサポートをし、その対価として広告収入やアプリの代金を頂いています。
もう少し抽象化すると、

「誰かに価値を提供し、対価をもらう」

と言うことになります。
「仕事」の構成要素は下記の3つ有り、それをすべて満たしたものが「仕事」であると考えています。


要素1:誰か
これは広い意味でお客様のことですね。
ターゲットの明確さは別の視点では重要ですが、「仕事」足りえるかどうかの一番重要なポイントは、仕事の対象が「自分以外の他者のため」であることです。
お金を稼ぐという意味では、やり方は幾つもあります。
例えばFXやパチンコでもお金は稼げますが、私は「仕事」とは定義していません。
それは、この「誰か」という視点が抜けているからです。
言い換えれば、FXでも誰かの資産運用のために行なうのであれば「仕事」になりえます。


要素2:価値を提供する
価値とは、その仕事の本質そのものです。
仕事内容に大きく依存しますが、物質的な価値にとどまらず、精神的な価値も含まれます。
例えば、料理人が提供している価値とは何でしょうか。
料理人の仕事は「料理を作ること」だと思われていますが、それ自体に価値があるわけではありません。

料理人が提供している価値は、

「美味しい料理を味わうことで得られる幸せな一時」

であって、その手段として料理を作っているわけです。

自らの提供している価値とは何かを見誤ってしまうと、どんなに残業をしても結果も出ませんし、「仕事」になることはありません。
それは、「作業」になってしまうからです。


要素3:対価をいただく
これは、一番わかり易いですね。
ズバリ、「お金」です。
ただ、価値を提供することが前提となっているため、ただお金があれば良いということではありません。
ある売買において、物(サービス)の価値とお金の価値は「等価交換」と思われがちですが実はそれは正しくありません。
買う側のマインドとして、自分が支払う価格に対して、物の価値のほうが高いと思わなければお金を支払わないのです。当たり前ですよね。
つまり、自らの提供した価値がお客様にとって上回るからこそ、対価を頂けるということになりますし、それこそが価値に対する評価と言えます。
ちなみに、お金以外の対価として「感謝の気持」というのもありますが、ここには敢えて含めていません。(それは、仕事に対する大きなモチベーションにはなりますが、感謝は求めるモノではないからです。)


「仕事」をする際、この三要素が揃っているかどうか、あるいは三要素に該当するものは何かを常に意識していると、見える景色や仕事に対する姿勢が変わってきます。

「誰にどのような価値を届けるのか」が明確になっている事で、何をしなければならないかも自ずと明確になっていき、いろいろな事柄を自信を持って判断することが出来るようになります。
そうすることでより質の高い価値をアウトプットでき、結果、良いフィードバック・対価を頂ける。そのことでモチベーションが上がって更に質の高い価値を生み出せるという、正のスパイラルが出来ていくのではないでしょうか。

手前味噌な話で恐縮ですが、「せどりすと」の開発においては、設計や機能を組み込む際の大きな指針になっており、それがあるからこそ多くの方々に使っていただけているのだと考えています。(勘違いかもしれませんがw)


仕事の質よりも結果を重視される成功者の方には笑われてしまいますが、稼いだお金がたとえ1円であったとしても3要素を満たすのであれば、立派な価値ある「仕事」であると私は思います。

「全てはお客様のために」といったような上滑りした綺麗事を言うつもりはありませんが、折角仕事をするのであれば(特に副業のような自由意志がある仕事をするのであれば)、自分のためにも、誰かのためになる価値ある仕事を目指すのも良いのではと思っています。


乱文、長文を最後まで読んで下さってありがとうございました!



ふみかど叫び