今日の稽古作品です。
[花材]ウンリュウヤナギ(雲竜柳)・ガーベラ・タニワタリ
ウンリュウヤナギをお稽古で使うことは余りなく、花展などではよく見かけますが、
ヤナギという割にそれほど弾力性はないので、矯めていくというよりは、
枝同士をひっかけて形を作っていくというほうがいい花材です。
今回は主材として2本を花器の底の剣山にさし、
残り細い枝2,3本は投入でいけています。
概ね絡ませてまとめていますが、2,3箇所針金で留めています。
今回はウンリュウヤナギの本数も、まとめてマスで使うには本数がないので、
あまりまとめずラインをしっかり生かすようにしました。
右上に炎が立ち上るようなイメージで作ってみました。
ガーベラは写真の色とは異なり、実際はもう少し深いピンクという感じです。
写真で見えるところに2本、あと後方に1本[壁]_・)チラッと見えるくらいに
あしらってあります(笑)
本来だと右側のガーベラが少し出ている感がありますが、
今回は少し空間を持たせたかったのであえて、出しています。
角度はウンリュウヤナギとシンクロさせました。
さて、根締のタニワタリは、肉厚の亜熱帯系の植物なので、
雰囲気があります。そして見た目と違ってとても扱いやすい花材で、
柔らかい割りに強い弾力は起こさないので、ゆるいウンリュウヤナギの空間にも
しっかりとはまってくれています。
手前の葉は、後ろで1点だけ留めていますが、
右のものはただからませてあるだけで形をキープしてくれているので、
とても助かりました
こざっぱりと・・・しかし華やかさも忘れず・・・
いつもの僕の作風とはちょっと違いますが、たまにはこんな感じで( ´艸`)
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