今日のお稽古作品です。
[花材]トウゴマ・テッポウユリ・ソリダスター
主材のトウゴマは唐胡麻・・・実がひまし油の材料となりながらも毒をもつという
不思議な花材ですが、なんといっても茎のこの赤い色が珊瑚のようで、
非常に創作意欲のそそられるものです。
お稽古用でも結構長さのある花材なので、
今回はこの“茎”を存分に生かす作品にしました。
5本ありましたので、高さを考えながら、残った枝も先端を鋭角に切って、
多方向に活け、それこそ珊瑚のように賑わいのある感じ、というか、
空間がなるべく少なくなるようにしました。
テッポウユリは、一般的な茎の太いものと違って、細めのものでしたが、
やはり頭の重い(蕾の重い)花材なので、角度に注意します。
1本に2輪ずつ、そしてこの開き方から考えて・・・
2本の角度は、寄せて同じ方向というより、“他人顔”で活けるほうが
雰囲気があるだろうと思い、別方向に振っています。
ソリダスターは今時期もってこいの根締花材ですね。
特に花が開いていなくても、根元をしっかり隠して空間を埋めてくれるので、
最近ようやく好きになりました(笑)
明日は当流“清仙会 ”の夏季講座というイベントがあります。
明日もいけばなの時間がありますので、
その模様をレポートさせていただこうと思います。
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