知人の娘さんが食器が欲しいというので
家掘りしてたら見た事ないものが出てきました。

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勿体ぶったビロードの箱に入ってたのは

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螺鈿細工の重箱

いつ買ったのか不明です。
これは、私の娘にお取り置きします。

器好きな母は夏冬で食器棚を入れ替えてました。
キッチンペーパーで包み、その上から厚手のチラシで包み
普段使いはみかん箱に
お客様用は購入した時の箱に入ってました。
緩衝材代わりのチラシから98年まで入れ替えてた事がわかりました。

ギッシリ詰めたみかん箱は重たく、99年にはその作業が出来なくなってたのでしょう。
50代後半から頻繁に狭心症の発作が起こってたから、重たい物は負担が大きく諦めたのかもしれません。
実家の押入れや物置は私にとってタイムカプセル、元気だった頃の母の字、母の暮らし方が見えてきます。

それと共に私には告げられなかった当時の母の衰えが目に浮かび、気づかなかった自分を一喝したくなります。