口内炎と、性エネルギー 上 | 『自分と家族の健康は、自前で築く』整体カウンセラーのブログ
車内広告で、こんなものを見ました。


この女優さんというかタレントさん、とても有名ですよね。
名前をど忘れしていますが、20代前半だったと記憶しています。

10代半ばから20代前半と言うのは、性ホルモンの分泌が大変旺盛な時です。
そうすると、何もしなくても性エネルギーが溜まりやすいものです。
そんな時期が人間にはあります。
私にもそんな時代はありましたが、
今はどこへ行ってしまったのやらと寂しさを感じますです(笑)

この性エネルギーは、生殖器を通じて解消するのが1番手っ取り早いのですが、
生殖器で解消ができない場合、食欲などに化けることがあります。



しかし、食欲に化けない場合には、人によって、様々なものに化けます。
何か特別なものに対するこだわり、が出てきたりすることも、よくあります。
1人の男や、1人の女に対する恋愛的こだわり。
(心中などは典型例ですね)
特定の芸能人を全国どこまでも追いかける、などです。

もしくは
「マウンドの上で死ねるのならば本望だ」
と言うような甲子園球児や、
入試に落ちたからといって自殺してしまうような受験生もそうです。
一般の宗教に、カルト宗教的に狂信的に信じ込んで
「これ以外はない」と思い込んでるような人、
もしくは何かの徹底した収集癖の人…、などなどがあります。

この性エネルギーは、生殖器を通じて解消するのが1番手っ取り早いのですが、
そうではない場合、こうしたものに化けます。

東京国立博物館などに行くと、
現代の機械でも難しいような精密で緻密な工芸品や宝飾品があります。
こういった普段では出ないようなエネルギーを出している場合、
多くの場合が性エネルギーの鬱滞の転嫁であることがあります。
なので、高度な文化や技術などにもなるので、
必ずしも非生産的ではないのが、性エネルギーの昇華の特徴です。




こうした性エネルギーの鬱滞。
これは、人によっては大食いなどに変わることもあるのです。

大食い大会などを見ると、50歳位の人っていうのは、いないです。
鬱滞する程の性エネルギーが、もはやないからですね。

むしろあるのは、20代前半の大学生位です。
35を超えたりしては、難しいですね。
もしくは子供を産んだりしても、難しい。
面白い注ぎ込める趣味や仕事や家庭を見つけている人も、性エネルギーの鬱滞が起こらないです。

こういった転化するものがない時は、
食欲に化けることがあります。

もしくは睡眠欲ですね。
1日19時間寝てしまったとか、ひどいと24時間以上寝てる場合もあります。
これも性ホルモン分泌が盛んな時だけの特権です。

なぜここまでエネルギーの出方が過激なのかと言えば、
それは人間の中で最大のエネルギーが、性エネルギーだからです。
人間という存在自体が、そもそも性を成立させるための存在だからですね。



これは大人になってわかったことですが、
日本の文化というのは儒教文化や儒教的倫理に裏打ちされているがために、
性に対して決してオープンではありません。

その点、キリスト教圏の人たちは、大変おおらかですね。
性ホルモン分泌が旺盛になる10代半ば以降、
性の交流が盛んです。
昨年暮れでしたが、フランス政府は
「16歳以上の性行為を合法として認める」
という決定をしました。

16歳だと、東洋人には少し早くて、
骨盤に負担がかかりやすいのですが、
白人黒人の人たちは呼吸器が強いので、大丈夫なのかもしれません。
東洋人に16歳はあまり勧められませんね。

こういった文化的、環境的背景があるためか、
日本人の若い人たちは、
性のエネルギーを、性のものとして発散する術がほとんどありません。
そのために、食欲などに向かうことがあるのです。



で、本題ですが、
口内炎と言うのは、食べ過ぎると起こるものなのです。
体が必要としている以上に食べ過ぎるから、起こるもの。

ですので、
「口内炎ができても食べたい」と言うのは、
「私かなり性エネルギーが鬱滞しています」
と言うのと、全く同義なのです。
整体学的にはね。

それでも、呼吸器がしっかりしてると、
エネルギーを抑制する場所である呼吸器が、しっかり働いてくれるので、
こうした食欲も性欲も抑えることができます。

しかし、性欲を抑えすぎると、あまり良い事はありません。
人によっては、生殖器の病気へと、鬱滞を使う人が多いからです。
特に女性では多いですね。
だから、年頃のお嬢さんが、生殖器を痛めることが昨今は多いのです。
この点を考えても、
今の日本の性行為事情は昔と比べても、かなりお粗末なので、
何とかしなければいけない部分があるでしょうね。

性欲を抑えすぎると、
男はやたらに喧嘩っぱやくなったり、
女はやたらに神経過敏になったりします。
どちらも人間として付き合いづらい状態になりますので、
性エネルギーは適度に発散したほうがいいものです。
人によってはこれで、躁鬱状態になる人もいますからね。
性エネルギーの扱いは、とても大事です。
おもしろおかしくするだけでなく、真面目な取り組みが急務です。



なので、
口内炎ができるなら、骨盤を締めて上げる体操の方が良いです。
セルフでやった方が効きます。



(つづく)
(感謝)


吉田直樹 拝