ウィルスの大きさ 下 | 『自分と家族の健康は、自前で築く』整体カウンセラーのブログ

(つづき)

 



先日、欧米に暮らす日本人が、YouTubeに動画をアップしていました。


日本に向かって、「ヒドイことになるぞ!」と叫んでいる動画でした。

個人の方の名誉を傷つける訳には行かないので、

この動画はここではアップしませんが、申し訳ないけど笑ってしまいました。

私の印象からすると、単純なパニック動画でした。

 

言いたくなるこの方の気持ちも、何となくは分かります。

しかし正直、申し訳ないけども、

体の知識や、医学的知識などや、哲学が乏しいことが、原因かと思います。

落ち着いて比較して考えること自体が、苦手なのでしょう。

タチの悪い大阪のおばちゃん的なノリで、

世の中を語る事は、危険な事にもなります。


でも、これが一般の人の認識レベルなんでしょうね。

私も同じ立場になったら、同じような動画を上げているかもしれません。

また、こういった動画を上げることが悪いと思いませんし、良いとも思いません。


一方で、

イタリア、ニューヨークで、死亡者数が増えなくなったという記事が、

今朝出てきました。

そろそろ、という感じなのでしょう。

 

いつの時代でもそうですが、この現代社会にも、

良い部分もあれば、悪い部分もあります。

良い部分としては、生活が楽になるし、無駄な争いがなくなり、

人々が信頼しやすい状態になっている部分です。

これは農耕文化が始まってからの4000年近くの、人類の悲願でもありました。

 

悪い部分としては、生きる意味が希薄になる点です。

「命あるものは、必ず死ぬもの」

と言う大基本の現実に対して、意識が希薄になると言う点です。

なので、生きているんだか死んでいるんだか何をしてるんだか、

よく分からない中、物欲を刺激されながら、

敵を見つけつつ、ひたすらラットレースを走る。

こんな状態になったりします。

特に、都会人はね。

 

これは、生命体としては、最も弱い状態です。

生きること、そして死ぬことから目を離して、人生を設計したり、

健康を考えるのは、ナンセンスです。

いくら物資が豊富であっても、生きること・死ぬことをから逃げるようであっては、

無限の苦しみが増すばかりなんです。

 

生きること、死ぬこと。

この辺りが、抜けて話を進めているので、

変な焦りや、恐怖が沸き起こってくるのです。

無礼で申し訳ないですが、あの動画は、

誰かアドバイスしてやれよ〜、っていう印象を受ける動画でした。



 

今回の事態においては、

それなりの対策、対応は必要です!


無知、無策では、大きな事故にはなりませんが、

あまり面白い生き方にならないことも、事実です。

 

RNAウィルスは変化や分岐が激しい種類のものなので、

言ってみればC型肝炎と同じく、医学では対処しきれない可能性があります。

コロナウィルス、正確には(冷静中立な意見として)武漢コロナウィルスと呼ぶべきですが、

これはすでに40種類以上のバリエーションが確認されているとのこと。

 

専門家の人でも、

楽観論で「半年以内の解決」、一般的なのは「2年以内」、

悲観的なものは「永久に続く」と言う意見があります。

風邪やインフルエンザと同じく、その姿かたちが(毎年)少しずつ変わってしまうので、

統一的に効く薬が作れない可能性がある、と言うことです。

つまり、共存の可能性がある訳です。

 

このため、今までのクスリ万能主義では、

話が通じなくなる事態になる可能性もあります。

(インフルエンザ程度や、C型肝炎程度なら、

整体的には楽観視できますが)

 

ここで忘れて欲しくないことがあります。

「本当の意味で治す方法、絶対安全な方法、死なない方法なんて、人類史上ない!」

という当たり前のことです。


そんな地球という場所に、私達は生きているんだよ。
そんな地球で、私たちの親以上の人たちは、生活して、子供を残して、死んできた訳です。
何億年もかけてね。

私達も、その一人にしか過ぎません。

 

致死率が、

スペイン風邪(雲南風邪?)や、天然痘や炭疽菌を、

遥かに超えている訳ではないのが、現状です。

どんなに誇張しても。


死なない方法を模索するより、
生き切る方法を模索する方が、遥かに大事なような気がします。
私達は1人の例外もなく必ずいつか何かで、死ぬようにできている存在ですからね。


危機の時を、

犠牲者として過ごすこともできます。

しかし、成長の時、より賢くなる時とすることも、私達にはできます。

この時を境に、より楽しい人生、より充実した人生を過ごしたいなら、

成長して賢さを上げた方が、得策です。

何かと。

 



こうした、今までの前提が利かなくなる時。


これが、定期的にやって来るのが、私たち人間の世界です。

太古からの繰り返しです。

それは、昔ならば天候・気候が変わったり、疫病が流行ったり、

噴火や地崩れ、台風や地震、害虫害獣の大量発生、火事など

自然災害が起こったりするのと同じです。

近現代に入ってからは、10年周期位の景気の波という言い方で、言い表しています。

短く言うならば、この地球は宇宙は、諸行無常であると言うことです。

すべてのものは、必ず変化するのです。


その変化が訪れたときに、変化にあらがう、変化に感情を揺り動かすよりは、

変化に着いて行くことこそが大事です。

これが私たち生命体に、課せられた仕事です。

仕事を怠けては、いけません。

 

変化はどうしようもないものなので、必ず来るものなので、

変化につき従って行くことの方が大事です。

なぜならば、その方がより楽に、より良い結果を得られることが、多いからです。

 

変化が訪れる時、

今まであったものが壊れたり、今まであったものが崩れて行くことになります。

この事態に恐怖を感じたり不安や焦りを感じたりするのが、通常の人間です。


ですが、

あなたの人生、今までの人類の歴史を振り返ってみてください。

古いものが壊れれば、それにとって変わる、より良いものが生まれてくるものなのです。

それこそ、事前には全く想定できない程の良いのものが。


宇宙とはそうしたより良いものを、私たちにプレゼントしたいがために、

変化をいつも起こしているのです。

そして、そんなプレゼントは、素直に受け取った方が良いのです。

意固地になり、宇宙を信頼せず、過去に執着することが、

最もきつい苦しみを生みます。

変化に乗って下さい。

 


 

新しい変化が来た時、人々は恐怖するし、不安や、焦りを覚えるものです。 

生命体の特徴の1つです。


しかし、ここで冷静になれる人もいるし、堂々としていられる人もいます。

それはほとんどの場合は、呼吸器がしっかりしている人です。


逆を言えば、呼吸器がしっかりしてると、そうした変化に驚かないし、

素直にさっさと対応ができるのです。


一方で呼吸器がおかしいと、

「安倍が悪い!」

「日本政府何やってんだ、早くしろ!」

「こんな地球で、生きていたくない!」

などと、誰かを攻撃したり、見下したりするようになるのです。

事実は事実として大事ですが、ネットで憂さ晴らしするより、選挙に行きましょう。

国政に関心を持たなかったり、選挙に行かなかったことによって、

今の事態があるからです。

まずは、自分のことをしっかりさせることが大事です。

そして、この変化の時を、十分に利用しきれる様になることの方が、

何十倍も致命的に大事です。

他人の文句を言っていて、準備不足になってはいけません。

対応して、準備に勤しみましょう。

新しい行動を、起こした方が面白い時期です。

 

生き方・死に方を、しっかり捉え直すこと。

働き方、家族の関係を、自分のために描き直すこと。

国政への選挙権があることを、自覚すること。

資産を守ること。

健康法を、再構築すること。

などなど。


このチャンスの時期に、より良い形に改善して欲しく思います。

中々ない、とても大きなチャンスだからです。

私も、本日もやり直している所です。


3年後か4年後、

「コロナウィルス騒動があったおかげで、

充実した今があるよね(^^)」

と言い合えるために、今をしっかりいきましょう。



 

(ウィルスの大きさ  完)
(感謝)

セルフ整体道場・新宿天心会   吉田直樹 拝
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