改めて呼吸器 上 | 『自分と家族の健康は、自前で築く』整体カウンセラーのブログ

こんにちは。

セルフ整体道場・新宿天心会の吉田です。

非常事態宣言が出された、東京からです。 

 

 

 

不思議と、非常事態宣言が出されてからの東京は、

人通りも多く、車の通行量も増えています。

非常事態宣言といっても、強めの自粛勧告なだけで、

法律的罰則がない、かなりゆるい状態だからでしょうか。

 

とは言え、

感染源となっているような場所・お店が、

閉鎖に追い込まれるので、一安心があるのかもしれません。

こうした感染症と言うのは、体液を直接交換してしまうようなことをしていると、

そんなサービスを受けていると、罹患しやすくなります。

絶対に罹患する訳では無いのですが、罹患確率は飛躍的に高まるのは事実です。

体液交換や、3密すぎる場所は、感染を避けたいならば、止めた方が良いでしょうね。

 

こんな背景からか、人々の雰囲気も和らいでいます。

不思議なものですね。

 

 

 

私の道場には、東京外からでもいらっしゃって頂ける方が、少なくないです。

今でも、半分ぐらいの方は勇気を持っていらっしゃっています。

「それでも、人生の質を高めたい!」

という、懸けた思いがあるからでしょう。

答えない訳には、行きません。

 

もちろん「休ませて下さい」と言う方もいらして、その方には、

「どうぞ無理を、なさらないで下さい」と返しています。

最後はどうしても、自己責任になりますからね。

こちらから無理強いは、間違ってもできません。

 

昭和30年代に今のウィルスより恐ろしい、結核菌が大流行した時がありました。

そして、どんな病気より恐ろしい、空襲の時。

この時でも整体創始者の野口は、

道場を閉じたことが、ありませんでした。

 

彼が道場を閉じたのは、時の陸軍大臣の誘いを断り、

その腹いせに逮捕投獄された時位です。

本人がいなければ無理ですよね。

それもすぐに釈放されたと言う話を聞きます。

 

そして、整体の裏話は色々と耳にしますが、

こうした感染症が、道場から広がったと言う話だけは、聞いたことがないんです。

野口自身も色々な感染症に直に手肌で触っているので、沢山さらされていたはずですが、

彼が罹患したと言う話も、聞いたことがありません。

(私の道場では時代柄から、感染症と躁鬱病はお断りしてはいます)

 

そんな彼が不調で苦しんだのは、2回だけだそうです。

1つは戦後の混乱期に間違ってメチルアルコールを飲んでしまった時。

胃に穴が開いたそうです。

この時でも彼は休まずに、操法をしていたと言うことです。

他の人と同じく、むしろ、他の人よりも、ご苦労や試練が大変に多い方だったのですが、
それを一切表に出さず、仕事は休まなかったのが実際でした。
 
もう1つは、やはり亡くなる前の2週間前位です。
この時はさすがに、傍目に体力がついて行かなかったと言う話を聞きます。

この2つ以外は、すべて整体の技術で、乗り越えていたのです。

 

私も同じ整体道を歩んでるとは言え、

野口のこの点だけでも凄いと思います。

それだけ人間の体、整体の技には力があるのだと思います。

 

 

 

感染症全部においても言えることですし、どんな病気でも言えることですが、

呼吸器が上がっていると好転しやすいのです。

 

もちろん、寿命が来たら何をしても無理ですよ。

しかし、寿命が来ていない場合は呼吸器が上がれば、

体の免疫力・抵抗力は維持されるか、上がるようにできているのです。

免疫力・抵抗力が十分にあれば、オオゴトにはならないですからね。

 

逆に、

呼吸器が下がってしまうと、少し厄介になります。

こうした免疫力・抵抗力が下がるだけでなく、妙に臆病になったり、妙に怯えたり、

他人が発するいい加減な情報に、振り回されたりしてしまうのです。

 

だからこそ、

こうした皆が慌てる慌てている時ほど、

呼吸器を上げる方法を実践したり、呼吸器を上げる方法を知っている事は、

とても大事だと思います。

私個人としては、こうした技術は、子々孫々伝えて渡していって欲しいと思います。

まさに千金万金を超える財産ですからね。

 

私個人も、呼吸器を上げる方法をとることによって、

数が数えられない位に、助かっているのが事実です。

本当に整体を知っていて、良かったと思います。

 

 

 

呼吸器がしっかりしていると、どの情報が怪しくて、どの情報が正しいと言う判断。

こんな勘も、冴えてくるのです。

もちろん、勘は必ず数割は外れるので、必ずチェックする必要があります。

こうした勘が最も必要なのが、リーダーと言う立場です。

どんな時にでもリーダーと言う存在が必要なのですが、

このリーダーこそは、呼吸器がしっかりしている必要があるのです。

どんな人でも、自分の人生のリーダーであります。

ご縁がある方は、この機会に乗じて、呼吸器を上げる方法を身に付けて頂きたく思います。

そして伝わる形で、押し付けるのではなく、

次の代へと渡して欲しく思います。

 

簡単な話、安心感だとか落ち着いた感覚というのは、

呼吸器の状態によって成し遂げられたものです。

もっと言えば心の安定感と言うのは、呼吸器の状態と直接比例します。

先ほど述べたように、健康の力も体力も、呼吸器の状態と、直接比例します。

つまり、人生の中身が、呼吸器と比例するということが言えます。

呼吸器がしっかりしていると、考え方が根本的に変わってくると言う事です。

 

そうは言っても、私たち人間・生命体は、

生まれたら、必ず死ぬようにできています。

しかしこの死ぬ時であっても、呼吸器がしっかりしていると、とても楽なのです。

反対に呼吸器を下げられてしまうと、七転八倒したり、理由のない恐怖心や不安感が、

その人を襲ってくるようになります。

人生最後の日まで、呼吸器を上げるようにして行きたいですね。

 

今日もそんな1日にしましょう。

 

 

(感謝)

 

セルフ整体道場・新宿天心会   吉田直樹 拝
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