20代の働き方 | 『自分と家族の健康は、自前で築く』整体カウンセラーのブログ
「若い頃(20代)には、無理してでも働いた方が良い。
努力は複利効果があるので、後々楽になるからね」
と言われます。


可能性や夢にかける事は人間あった方が面白いですし、
自分の限界に挑戦すると言うのも、
大変やりがいがあることです。
なので、このセリフは一理ありますが、危険でもあります。
言ってみれば、天台宗の千日回峰行みたいなものでしょうかね。
あれも体力任せにやると死にますが、
数年かけて準備すると、達成できる人が出てくるものです。

皆がびっくりするようなハードスケジュールも、
本当に何ともない人は、何でもなくできます。
何でもない人は、そのまま40代でも、50代でも同じ生活を続けます。
でも、問題のある人は20代のうちに、倒れます。

仕事ができる人からは、よく聞く生活スケジュールですが、
Xで、なかなか見本となるようなスケジュールを挙げておられる方がいたので、
シェアします。
「真似をしなさい」
と言うつもりはないですよ❗️

私は賛否両方ある立場なので、名前は隠しておきます。
個人攻撃をするつもりがないからです。




新卒から20代前半は右側ですが、

朝7時半〜日付けが変わるまで、会社と関わっている計算になります。

週2回は2時間睡眠といった所でしょうか。

ハードですね。


週末はどんな生活になっていたが、興味があります。

20代であることを考えると、どちらか1日はずっと寝ていたと思われます。

12時間以上でしょうか。




「この世のことはすべて、100%のスピリチュアルです」と言って、

大変大きな会社を打ち立てた船井総合研究所の創始者、船井幸雄さん。

(自身の重度うつ病に関しては、スピリチュアル的にはどう説明をつけたかは知りません)


彼は本でも書いていますが、

「若い内はうちの会社では、3時間睡眠位で、働いてもらいます。

しかし、出すものはしっかり出します」

と言う会社でした。


中にいた人に、直接話を聞くと、

「実際そのくらいだけど、面倒臭いから会社から帰らないで、

ソファーで3時間未満睡眠ですよ♪」

との事でした。


プライムに上場してるような会社であれば、大体こんなものです。

給料が良い会社ほど、こうしたものですね。

あまり女性には、させるべきものではないと思います。


女性がどうしてもしたいならば、

35歳以降に、してもらいたいものです。

出産後の女性の体は、はっきりと丈夫になるからです。

これは人体に備わっている歴然とした性差なので、

この違いを無視しない方がいいです。

女性本人にも、会社にも、夫や子供や、同僚の男性達にも。



このエックスの方もそうですが、

30代後半で生活をガラリッと変えています。

多分、どこかで体に負担が掛かることをしたのだと思います。

もしくは体に大きな負担が出たので、

独立して創業することを選んだのかもしれません。

本心は、私には分かりません。

スケジュールを変えたことが、何か大きな理由があるはずです。


つまり、無理をするのは、20代まで。

なおかつ、体に無理が出始めたら、すぐに止めること。

と言えそうです。

「借金や、強いコンプレックスがあると、こうは止めらないですが…)




あなたの知り合いに、

大きめの病院に勤務する医師や、看護師さんはいらっしゃいますか?


いるようでしたら、その人たちに聞いてみて下さい。

20代後半や、30代前半で、過労から、

脳卒中や癌大病をした入院患者はいなかったか?

と。

「いる」と答えて下さいます。


患者の彼らは、口を揃えて、

「まさか自分が…」と言うそうです。


一度やってしまうと、現在医学では、取り返しがつきませんからね。

こうした人達は、普通のニュースに触れられることがないです。

知り合いも、SNSなどには、あげないでしょう。

タブーだからです。


私の知人にも、

仕事が大変できて、様々なものに挑戦し、人望も大変厚く、

仕事もしっかりハードにする知人がいました。

定期的に医療検査も、受けている人でした。


しかしある日、前触れもなく、いつも通りに就寝したベッドの中で、

冷たくなって、朝に発見されました。

心筋梗塞だったそうです。

まだ50歳にもなっていない年齢でした。

家族も会社まだこれからであり、順調に伸び始めていた時だったし、

大変重要なパートナーも沢山いた人でした。

みんなに惜しまれて、旅立ちました。




今は、高学歴の人達に、中央官公庁は不人気です。

残業時間が月196時間もザラな世界が、中央官公庁ですが、

そちらよりはるかに給料も、待遇も良い、総合商社などが人気のようです。

もしくはIT分野。


同じように、ほぼ人権がない労働環境ですが、

そのぐらい働くのは、面白いものです。

何せやりがいがあるし、成果が目に見えて、自分に跳ね返ってくるのは面白いことでしょうね。


しかし、何割の確率か分かりませんが、

同期でも桜の花のごとく散った人間は、確実数います。

鬱病ならまだ治りますが、上記の大病となると、ちょっと話が変わります。

この写真の方は、今成功してるように、

やはり運が良い方のような気もします。



働くのは面白いし、自分の力も高まるし、

応援してくれる人も、貢献できる人も増えてくるので、

素敵な人達と出会えるきっかけにもなるので、

自分の人生の意義も感じられてくるので、大変楽しいものです。

もちろん、他人の真似をして働く必要は、ありません。


前回挙げた高学歴の生き方も1つですが、

この先には、もっと時間数を拘束される仕事が待っているのが、

現代日本の特徴です。

学生の時に1日10時間働く(勉強する)を、2年以上継続すると、

ほぼどこの大学でも行けます。

(私などは、大学や会社の延長に、今あるような能力を開発できる結果が

あるように思えなかったので、全く憧れもしませんでした)


しかし、上の写真を見ても分かるように、

10時間は、社会人になればザラなんです。

10時間を超えている人は、珍しくありません。

それが家庭の人もいれば、会社の人もいるだけです。




なので、

他人に勝つだとか、そういうことではなくて、

本当に自分がやりたい仕事なのかどうか?

と言うここに着目することが大事です。

そして、将来を、どのような人生として描いているのか。

ここが最も重要です。


ここを明確に描くことなく、

常に描き続けることなく、

走り続ける事は、危険な場合もありますので、要注意です。

走る事は大切だし面白いですが、

盲目状態で走ったら、これはどんな人だっていずれ大怪我をします。




働くことは大変面白く、有意義なことではありますが、

その分ちゃんと注意して下さい。

よろしくお願いいたします。

一緒に楽しい社会を作り上げましょう。




(感謝)

吉田直樹 拝