花粉症と、恥骨 上 | 『自分と家族の健康は、自前で築く』整体カウンセラーのブログ

昨日今日と東京は、結構寒くなりました。

冬ですね。

 

 

 

 

前にも書きましたが、

例年の三寒四温より、もっと激しい三寒四温が今年は続いてます。

明日は17度と、翌日には10度位の差がついてしまうのは、

体として着いていけないことの方が多いです。

 

 

 

こうなると肺に負担が、掛かります。

操法室でも、肺の負担がある方は、近年で一番多い春でしたね。

 

しばらく操法室に来なかった方には、

ぎっくり腰や、ぎっくり腰背中を起こす人が何人も、いらっしゃいました。

後は、アトピーのような肌荒れを出すような方ですね。

 

「花粉症の人は、激しく症状を出す方が多いのではないか?」

と思っていました。

 

 

 

しかし私の所では、

「いやー、お陰様で、今年の春は1番楽です♪」

と言う方が多いのです。

 

「整体の常識、世間の非常識」

と言いますが、

「矢来の常識、社会の非常識」

になったのかもしれません。

嬉しいサプライズでした。

 

 

 

今年の春の特徴が、あります。

これは激しい三寒四温によって、

通常通り肋骨だけが硬くなるのではなく、

恥骨からアプローチしないと、肋骨が緩まない特殊な春になっている、

という点です。

 

恥骨を放置して何もしないでいると、

すぐまたに肋骨が硬くなってしまうのです。

今年は、厄介です。

 

通常恥骨の調整方法を伝える事は、季節を通じてまずありません。

しかし、今年の春は違います。

 

色々なものが出てきているのでしょうね。

長いマスク生活による傷や、

枠枠の残り滓や、

とりあえず社会的な大型劇が収まった と言う安心感、

強めの三寒四温による、肺の低下と古傷の再現、

…etc

 

何があったとしても、出てきた時にしっかり対処してとくのが、

大変良いことです。

そしてまた効率的です。

 

このまま何もしないで5月以降迎えると、

新人でもないのに、五月病のような鬱的な症状を出す方も大変増えることになります。

健康の基本は、その時々の季節の体の動きに対処していくことです。

 

少し調整法を伝えた方は、どうぞ続けてください。

春の勢いも重なって、骨盤が、つまり肺の中身が変わってくる前提が、

できることになります。

 

 

 

恥骨というと、あまりメジャーの場所ではありません。

一般の治療家が使うような場所でもない様です。

その昔は「皮膚病一切奇妙」と言われていて、

「ここ捉えると、皮膚病の一切すべてが、奇妙に思えるほど、

とても効く場所なんだよ」

という意味の急処です。

 

やり方は、

細かく解説すると、必ず壊す人や、

やりすぎてダメにする人が出るので、詳細の方法は公開できません。

どこをどう触るかが大変重要であり、間違えると崩すので、

知らない人は触るべきではない急処です。

 

ここを操作すると、骨盤がごっそり上がることになり、

肺まで変わってきてくれるので、大変有効な急処です。

だけど、捉え方が難しいんですよね。

 

お伝えした方は、どうぞ梅雨のためにもしっかり行なって下さい。

肺が変わるので、必須です。

骨盤も、その場でキュッと絞まるので、

痩せたい人にも良いものでしょうね。

 

 

(つづく)

(感謝)

 

 

吉田直樹 拝