11月14日~15日に開催される、
HODO主催「氣の学校」アカデミックコースのお知らせと交錯し、
目まぐるしいブログですが
(こちらの「氣の学校」も受講者募集中です!!)、
レアな愛読者の方から「エジプト編の続きが読みたい!」
という感涙しそうなお言葉を頂戴したので、
エジプト放浪旅完結編をお届けします!
いよいよ、本当に最終日、
その日の夜にはトランジット先のドーハに向けて
機上の人となってしまう朝…。
そんな旅人のノスタルジックな気分など一切関係なく、
エジプトの朝食は毎回同じ宿屋のトーストとジャム(笑)。
いいんです、朝食がつくだけありがたい!
神様、今日も美味しい食の恵みをありがとう!
↑ 街中にはこんな巨大なトレーで朝食パンを運ぶケナゲな少年が!
伸び盛りの子の身長に影響ないのかしら(-_-;) 気になる…。
隣のおデブが少しでも手伝ってあげればよいものを!
ってことで、手早く食し、最後の半日、カイロ市内を満喫することにしました。
御伴は今回の旅の立役者、毎度のマフムッドです(笑)。
あ!!!
ちなみに最終日も期待を裏切らず、
外はブンブンの砂嵐!!
嗚呼、世界が黄色い!!
太陽が肉眼で見える!!
顔や身体中に砂が覆いかぶさる!!
イタイ、痛い、いたいっちゅうねん!!
下手すると十メートル先も見えません。
しかし、旅人はタイムリミットが迫っているため、
砂除けのフードをかぶり、いざ出発!
さぁ、どこへ行こう。
実は我々はカイロをほとんど回っておりません。
もっと何週間かあれば、ブラブラと裏道散策したり、
怪しい店に突入したりと遊びは山ほどあるのですが、
いかんせん、アスワンやルクソールへ縦断移動し、遺跡巡りをしていた関係で、
カイロは語れるほどに徘徊していないのです(-_-;)
で、マフムッドと話し合った結果、まずは朝飯!!
え~、宿屋でトースト食べたやんか(笑)。
でも、カイロっ子たちと混ざって最後の朝くらい朝食参戦するのもオツなもの。
マフムッドも空腹だというので、
彼の御用達のエジプト風サンドイッチの店でホットサンドを頬張ります。
↑
三枚目の画像は別の朝食屋さんです。
いや~、ここもいい感じでした。せめてあと1日あれば!
しかし、う~ん、美味いけど、腹いっぱい(笑)。
結果、宿屋の朝食の後、ホットサンドも軽く完食です!!
その後、テクテクと歩いて、
カイロ市内の
イスラミックエリア(イスラム街)へ到着。
この雑多なカオス、怪しい匂い、小汚い(失礼!)裏道の寂れ感が
私を毎回イスラム圏へと誘う理由なのです。
この感じは、アメリカやヨーロッパで演出するのは恐らく無理でしょう。
これは、
数百年、数千年…と連綿と受け継がれてきた、
人間の毛穴から出る人生への諦め感や、
退廃感、倦怠感、お気楽感、
仕事するのが面倒感
(感でなく、本当に面倒だってことです。笑)、
もっとツワモノになると、
息をしているのも面倒だぜ的オーラを出す者など、
混ぜこぜな雰囲気がグシャグシャに
ミックスされて醸し出される独特の場こそ、
中東の魅力なのです。
「え、それのどこがええのん?」
という声が聞こえてきそうですが、
これは是非ご自分の五感で確かめていただくしかありません(^_^)/
なかなか癖になりますぜ、奥さん。
ってことで、イスラミックエリアを歩いて到着したのは、
アル・アズハル・モスク!!
ここは世界最古の大学とモスクが併設された場所らしく、
とにかくとんでもない歴史のある場所だそうです
(←マフムッドの解説&ウェブサイトによる後付知識。笑)
トルコのブルーモスクのようにワラワラと観光客が押し寄せているわけでもなく、
というか、むしろ、我々以外に数名のイスラム教徒の方くらいしかおらず、
いたって静かなモスクです。
印刷のひどい絵ハガキセットを首から下げて販売している(押し売りしている。笑)
こすっからいガキたちもおりません。
(注:本当に中東の印刷技術は過去酷かったのです。
昔、トルコの絵ハガキには何と目の部分の印刷がずれて、
目が四つもありました。ホラー映画より怖いのです)
本来、モスクは祈りの場所。神と合一する場所。
そう、そもそも、目が四つもある絵ハガキをとんでもない金額で売ったり、
偽ガイドがウロウロ客引きする場所ではないのです(-_-;)
久々に神聖な気持ちで静謐な空間を楽しみました。
その後、マフムッドが気をきかせて、
モスクにあるミナ―レット(尖塔)に登らせてもらおうと言い出し、
スタッフの方にお願いしました。
注:ミナ―レット(尖塔)を知らない方のために追記しておくと、
よく、イスラム諸国ではお祈りの時間になると、
尖塔についている拡声器から「アッラー、アクバル♪(音符は、、つかない、、)」
とエザーンが聞こえてきます。
これは、超意訳すると「さあ、モスクに行ってお祈りをする時間だよ。さぁさぁ、皆の衆、集まりなされ」
と言っているそうです。私もアラビア語が赤ちゃん以下レベルなので
ぶっちゃけ、聞き取れませんが(・・;)
しかし、しかし、しかしーーーーーーー!!
「尖塔の担当者が今ちょっと外出しているから無理。
さらに、この砂嵐で登るのは危ない!」
と一蹴されてしまいました(・・;)
尖塔担当者というのも日本ではない部署名(笑)。
ちょっとオシャレ。
「はい、私が尖塔担当部長の佐藤です。いやぁ、わが社の尖塔は
先がとんがっていて、そりゃ素晴らしいですよ!」
と言いながら、名刺を渡す情景すら浮かびます。
モスクにも、それぞれ持ち場があるんですな。
担当者を待つ時間もないし、
砂嵐が収まるのを待っていては飛行機が完全に離陸してしまいます…。
いや~、この砂嵐大魔王には最後まで泣かされた…。
嗚呼、尖塔に登って、最後にカイロの眺望を堪能したかった!!
すこぶる無念なりけり。この風景は次回に持ち越しです!
あーーー、もうちょっとで完結なのですが(笑)。
次回、エジプト放浪旅のまとめとグランドフィナーレです
(←24時間テレビか? 「サライ」とかも歌っちゃう予定です)
引っ張っているわけではないのですが、タイムアップなり。
私のザックリし過ぎる説明では不十分なので、
アル・アズハル・モスクをお知りになりたい方は以下をご覧ください(^_^)/
↓
http://ja.egypt.travel/attraction/index/al-azhar-mosque
http://www.sacred-destinations.com/egypt/cairo-al-azhar-university
HODO主催「氣の学校」アカデミックコースのお知らせと交錯し、
目まぐるしいブログですが
(こちらの「氣の学校」も受講者募集中です!!)、
レアな愛読者の方から「エジプト編の続きが読みたい!」
という感涙しそうなお言葉を頂戴したので、
エジプト放浪旅完結編をお届けします!
いよいよ、本当に最終日、
その日の夜にはトランジット先のドーハに向けて
機上の人となってしまう朝…。
そんな旅人のノスタルジックな気分など一切関係なく、
エジプトの朝食は毎回同じ宿屋のトーストとジャム(笑)。
いいんです、朝食がつくだけありがたい!
神様、今日も美味しい食の恵みをありがとう!
↑ 街中にはこんな巨大なトレーで朝食パンを運ぶケナゲな少年が!
伸び盛りの子の身長に影響ないのかしら(-_-;) 気になる…。
隣のおデブが少しでも手伝ってあげればよいものを!
ってことで、手早く食し、最後の半日、カイロ市内を満喫することにしました。
御伴は今回の旅の立役者、毎度のマフムッドです(笑)。
あ!!!
ちなみに最終日も期待を裏切らず、
外はブンブンの砂嵐!!
嗚呼、世界が黄色い!!
太陽が肉眼で見える!!
顔や身体中に砂が覆いかぶさる!!
イタイ、痛い、いたいっちゅうねん!!
下手すると十メートル先も見えません。
しかし、旅人はタイムリミットが迫っているため、
砂除けのフードをかぶり、いざ出発!
さぁ、どこへ行こう。
実は我々はカイロをほとんど回っておりません。
もっと何週間かあれば、ブラブラと裏道散策したり、
怪しい店に突入したりと遊びは山ほどあるのですが、
いかんせん、アスワンやルクソールへ縦断移動し、遺跡巡りをしていた関係で、
カイロは語れるほどに徘徊していないのです(-_-;)
で、マフムッドと話し合った結果、まずは朝飯!!
え~、宿屋でトースト食べたやんか(笑)。
でも、カイロっ子たちと混ざって最後の朝くらい朝食参戦するのもオツなもの。
マフムッドも空腹だというので、
彼の御用達のエジプト風サンドイッチの店でホットサンドを頬張ります。
↑
三枚目の画像は別の朝食屋さんです。
いや~、ここもいい感じでした。せめてあと1日あれば!
しかし、う~ん、美味いけど、腹いっぱい(笑)。
結果、宿屋の朝食の後、ホットサンドも軽く完食です!!
その後、テクテクと歩いて、
カイロ市内の
イスラミックエリア(イスラム街)へ到着。
この雑多なカオス、怪しい匂い、小汚い(失礼!)裏道の寂れ感が
私を毎回イスラム圏へと誘う理由なのです。
この感じは、アメリカやヨーロッパで演出するのは恐らく無理でしょう。
これは、
数百年、数千年…と連綿と受け継がれてきた、
人間の毛穴から出る人生への諦め感や、
退廃感、倦怠感、お気楽感、
仕事するのが面倒感
(感でなく、本当に面倒だってことです。笑)、
もっとツワモノになると、
息をしているのも面倒だぜ的オーラを出す者など、
混ぜこぜな雰囲気がグシャグシャに
ミックスされて醸し出される独特の場こそ、
中東の魅力なのです。
「え、それのどこがええのん?」
という声が聞こえてきそうですが、
これは是非ご自分の五感で確かめていただくしかありません(^_^)/
なかなか癖になりますぜ、奥さん。
ってことで、イスラミックエリアを歩いて到着したのは、
アル・アズハル・モスク!!
ここは世界最古の大学とモスクが併設された場所らしく、
とにかくとんでもない歴史のある場所だそうです
(←マフムッドの解説&ウェブサイトによる後付知識。笑)
トルコのブルーモスクのようにワラワラと観光客が押し寄せているわけでもなく、
というか、むしろ、我々以外に数名のイスラム教徒の方くらいしかおらず、
いたって静かなモスクです。
印刷のひどい絵ハガキセットを首から下げて販売している(押し売りしている。笑)
こすっからいガキたちもおりません。
(注:本当に中東の印刷技術は過去酷かったのです。
昔、トルコの絵ハガキには何と目の部分の印刷がずれて、
目が四つもありました。ホラー映画より怖いのです)
本来、モスクは祈りの場所。神と合一する場所。
そう、そもそも、目が四つもある絵ハガキをとんでもない金額で売ったり、
偽ガイドがウロウロ客引きする場所ではないのです(-_-;)
久々に神聖な気持ちで静謐な空間を楽しみました。
その後、マフムッドが気をきかせて、
モスクにあるミナ―レット(尖塔)に登らせてもらおうと言い出し、
スタッフの方にお願いしました。
注:ミナ―レット(尖塔)を知らない方のために追記しておくと、
よく、イスラム諸国ではお祈りの時間になると、
尖塔についている拡声器から「アッラー、アクバル♪(音符は、、つかない、、)」
とエザーンが聞こえてきます。
これは、超意訳すると「さあ、モスクに行ってお祈りをする時間だよ。さぁさぁ、皆の衆、集まりなされ」
と言っているそうです。私もアラビア語が赤ちゃん以下レベルなので
ぶっちゃけ、聞き取れませんが(・・;)
しかし、しかし、しかしーーーーーーー!!
「尖塔の担当者が今ちょっと外出しているから無理。
さらに、この砂嵐で登るのは危ない!」
と一蹴されてしまいました(・・;)
尖塔担当者というのも日本ではない部署名(笑)。
ちょっとオシャレ。
「はい、私が尖塔担当部長の佐藤です。いやぁ、わが社の尖塔は
先がとんがっていて、そりゃ素晴らしいですよ!」
と言いながら、名刺を渡す情景すら浮かびます。
モスクにも、それぞれ持ち場があるんですな。
担当者を待つ時間もないし、
砂嵐が収まるのを待っていては飛行機が完全に離陸してしまいます…。
いや~、この砂嵐大魔王には最後まで泣かされた…。
嗚呼、尖塔に登って、最後にカイロの眺望を堪能したかった!!
すこぶる無念なりけり。この風景は次回に持ち越しです!
あーーー、もうちょっとで完結なのですが(笑)。
次回、エジプト放浪旅のまとめとグランドフィナーレです
(←24時間テレビか? 「サライ」とかも歌っちゃう予定です)
引っ張っているわけではないのですが、タイムアップなり。
私のザックリし過ぎる説明では不十分なので、
アル・アズハル・モスクをお知りになりたい方は以下をご覧ください(^_^)/
↓
http://ja.egypt.travel/attraction/index/al-azhar-mosque
http://www.sacred-destinations.com/egypt/cairo-al-azhar-university