さぁ、いよいよ、天河旅も終焉に近づきました。
オオカミ少年のように、天河ネタで書き続けていたけど、
本当に移動の最終日!
柿坂宮司とのお話タイム(蕎麦を御馳走になったり、間に色々入りましたが。w)が午後二時くらいまでになっていたので、
その後、さて、どうしようと一瞬思案して、
「そうだ、高野山にちょいとだけでもお参りして行こう!」
となりました。
実は、私は高野山に生涯でまだ行ったことがありません。
むしろ、高野豆腐くらいしか知らない、と言っても過言ではない。
ってことで、一路、奈良から和歌山へ車を走らせます。
走らせます…。走らせます…。
マジか??!!!
何か道がすごいんですけど(*_*)
牧歌的な山道を通り越して、本気のアマゾン的ケモノ道?
いやー、すごい!!
カウボーイハットをかぶって、
カントリーロードを口ずさむレベルじゃあない!!
日本でもまだこんな険しい山道が残っていたのか、と
感動すら覚えます。
ちょっと風景は違うけど、
昔、ボリビアのウユニ塩湖までを疾走した車での
揺れに近い(笑)。
あのときは、汚い皿感染をして、我が身が半死半生の病気
だったため、本気で揺れがつらくて、一揺れで吐く。
一揺れで下痢が我慢できず、草むらで…(笑)、の繰り返し。
あんなひどい道ではないけれど、なかなかの仕上がりです。
どうやって車が対向車と行き交えるのか。
それとも、99%行き交わないから、
まぁ、こんな感じで
道を造っとこうかね、とざっくりと道風なものを
造ってみたのか?
しかし、現地ドライバーたちは軽々とケモノ道を疾走していき、
我々を目視すると、速やかに場所を空けてくれ、
紳士のように待っていてくれる。
いやー、阿吽の呼吸、あーといえば、うんという。
まさにこれです。
どうも、田舎道のドライバーさんたちは気の達人のようです。
とにかく、グルングルンと山道をアップダウンしながら、
胃も左右にゆられながら、
時間軸も空間も無感覚になりながら、
脳みそがガランガラン(伽藍?)と鳴りながら、
車で揺られ続けます。