そして、数時間後、何とか、高野山奥の院に到着。
おー、これが高野山か。あの有名な高野山か。
高野豆腐の高野山か!!
私はよく分からないのですが、
本来は逆のルートでお参りしていくらしいのですが、
今回のルートだと、奥の院から入るのが
一番早いそうな。
映画でいうと、エンディングを先に観る感じなのかしら?
とにかくも、奥の院へいざ! ここは、
空海が入定し、即身仏となっている場所らしい。
らしい、というあたり、まったく知識がないことを
露呈していますな(-_-;)
弘法大師さまが眠っている(眠ってなぞいない!
今でも修行されている、ということでしょうか?)
場所へ向かう途中、奥の院の巨大膨大壮大な敷地にびっくり。
さらに、鬱蒼としたお墓祭りにびっくり仰天(・・;)
うむむ、一般人のお墓から、戦国武将のお墓まで、
まさにお墓の展示場!!
さらに、しろあり供養の墓(「やすらかに眠れ…」と彫って
あります。合掌…)から、ビールオブジェ(ビール会社の宣伝?)、
ロケット、福助オブジェやら、もうなんだかよくわかりません(笑)。
とりあえず、誰のお墓かよく分からないけど、手を合わせながら、
心で敬意をあらわしながらも、心は急ぐ!
到着がすでに夕方(!)になっていて、せめて、空海様
の場所だけでも拝みたいと全員で競歩的スピードで
お墓をすり抜け、やっと、橋まで辿り着きました。
この橋から先が空海様が眠っている(眠ってなぞいない!!
といわれるに違いない)場所になるので、聖域になるそうな。
禁煙、飲食禁止、音も立ててはダメ、歌も禁止(当たり前か)、
私語厳禁、撮影禁止、ドローンなんざ論外です!!
カップルさん、新婚たちもいちゃつき禁止なはず。
そんな罰当たりカップル、いないか(-_-;)
そして、弘法大師様の入定された場所に到着。
もちろん、中には入れませんが、この先にいらっしゃるのかと
思うと、何とも不思議な気持ちです。
ちょうど若いお坊さんが一人座っていて、般若心経を
唱えはじめました。
「おぉ~、参拝者がくると自動的に般若心経を唱えてくれる
サービスがあるんだ」
と本気で感動していたら、どうやら、違った(-_-;)
彼は弘法大師様のお近くで般若心経を唱えるということに
喜びを感じ、ご供養したいと思っていただけらしい。
何たる絶妙なタイミング!
とにかく、天河からはじまって、今回は相当な数の
般若心経をききました。
ありがたや…、ありがたや…。
しかし、我々が弘法大師様の入定した場所でお参りし終わった
瞬間、その日の入場(入定にあらず)が締め切られたらしく、
お坊さんが門を閉めるところでした!!
なんと、まぁ、これまた、素晴しいタイミングです。
美しい天の采配。宇宙の配剤。
ありがとうございます~。
ですが、もう高野山自体がオールクローズ。
金剛峰寺にも行ってみましたが、門は固く閉ざされ、
仕方なく、門だけを激写。
さて、高野豆腐を買って、そろそろ、東京へ向かうか(笑)。
って、もうめっちゃ夕方じゃーん!!
あぁ、宿坊にでも一泊して、精進料理でも食べて、
温泉でも浸かってのんびりしたいわ。
おっ!!
和歌山といえば、串本に、トルコのエルトゥールル号の記念碑
もあるはず。
足をちょっと延ばせば行けるのになぁ…、と、
どんどん妄想は海のように広がるけど、
今回はお仕事(笑)!!
東京さ、帰るべな。
また、ゆっくり高野山にも来て、今度こそ、全部をちゃんと
まわろうと心に決めて、GO EAST!!
とうとう、カオス的な東京へ無事に送還されたのでした。
追伸
最後に、せっかく近畿まできたのだから、ということで、和歌山から奈良にもどり、天理系ラーメンで有名な採華ラーメンを本店にて食しました!
いつものようにスープからの観ましたが、まぁぁぁぁぁ!!!
パンチが強い!にんにくの強烈なパンチが口元に広がり身体がホットホットです。麺は細麺で食べやすく、食べても食べても野菜が減らない不思議なラーメンでした。
にんにく好きな方なら、ぜひお試しあれ。あぁ、くせになりそう。
また食べたいですね~(笑)