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【『麒麟がくる』人物事典㉑】斎藤義龍の生母・深芳野
https://secret.ameba.jp/sengokumirai/amemberentry-12487426870.html

 

深芳野の話を複雑化させてるのは一色氏ですね。

 

 ──「一色氏」って、西尾市一色町に興った「四管領」の?

 

まぁ、そうなんですが、「一色」は多分「一色田」の略で、全国にあるわけです。(たとえば、静岡県藤枝市田中の田中城は「徳之一色城」でした。)

Wikiには、

「清和源氏頼光流。土岐頼益の養孫である土岐成頼3代孫である土岐頼栄の子孫が一色氏を称する。」

とありますが、土岐氏から一色氏が分かれたのは、土岐頼益の2代前からです。本貫地は美濃国厚見郡一色です。私は「土岐一色氏」と名付けましたが、古文書には「土岐の一色殿」「厚見殿」として登場します。

Wikiの話は、「土岐頼芸の子が初めて一色と名乗った」ということでしょうけど、「土岐頼芸の子の1人が一色郷に移住して・・・」ではなく、7人中3人が「一色」と名乗っているわけですから、土岐頼芸の代に土岐宗家が滅亡して、宗主の子どもたちのうちの3人を庶子家の土岐一色氏が預かったと考えるべきです。