18産シルク出資馬5頭目。

 

※ブログ内のシルクホースクラブに関する記事・写真は、シルクホースクラブの承諾を得た上で使用させていただいています。

 

No.S-40 パレスルーマーの18

 

募集カタログPDF

https://www.silkhorseclub.jp/hspdf/2019/2018039.pdf

 

牝1歳
2018年2月5日生 鹿毛
入厩:関西・斉藤崇厩舎予定
生産:ノーザンファーム
育成:ノーザンファーム早来

 

【最新情報】

2019.08.08 所有馬情報

在厩場所:7月30日に北海道・ノーザンファーム早来へ移動

Yearling担当者「こちらでは順調に夜間放牧を行っていました。また、放牧に加えて基礎体力の充実を第一に考え、毎日ウォーキングマシンでの運動も併せて行っていました。そして、十分な運動量を消化していることで、引き締まったメリハリのある馬体に変貌を遂げているところです。また、元々良い意味でのんびりしたところがある馬なので、ここまで特に問題なく初期馴致を進めることができました」馬体重425kg

 

 

<血統>

父はディープインパクト。亡くなる前の今年の種付け頭数が20頭程度ということで、どの馬につけたか分かりませんが、シンジケートとノーザンがほとんどでしょうから、再来年の募集はノーザン系のクラブに1頭回ってくるかなところでしょう。

なので実質の出資チャンスは、来年までということで、争奪戦は激しくなることが予想されます。

ぶっちぎりのリーディングサイヤーなんで、特にはないですが。周知の事実としては、ディープが自身が小さくて体が柔らかすぎるので、繁殖相手で筋肉量・硬さ・早熟性を補うかたちで、牡駒よりは牝駒の方がディープっぽさが伝わりやすく、馬体重が450kg以上あるとベター。圧倒的に芝に良績多くて、勝ち馬の平均距離が1800mくらいなので、早熟性高めて3歳戦で勝負するなら距離レンジとして牝駒の方が良いってのもあるのかもしれません。

母はパレスルーマー。

現役としては目立った成績ないみたいですが、繁殖として2013年ベルモントS勝ち馬のパレスマリスを出してます。パレスマリスは古馬になってメトロポリタンHも勝ってますんで、中長距離って訳でもなく中距離適性くらいの仔を出すイメージで良いんではないでしょうか?

シアトリカルで個人的にここ3年くらいトレンドのヌレイエフ持ちで、ロベルトもありますんで、日本のサンデー系の種馬とは合うと思いますし、芝適性の高い仔を出してくれれば良いです。

 

で、パレスルーマーの18。

パレスルーマーの15歳の時の仔なので、だいぶ高齢になってはきておるのですが。ディープの仔は初めてで、当歳もディープで牡駒であります。サンデー×ロベルトでヘイルトゥリーズンの4×5のクロスがあります。

 

 

<出資の理由>

ディープが亡くなってからシルクの募集が始まったってのもあり。キャロットかシルクのどちらかで、出資出来たら良いなと思っておりまして。2次でも結構残口ありましたので、行くならこの仔だなと思ってましたから、行ってしまいました。値段的なこともありますけど、上記したようにディープ産駒出資するなら出来れば牝駒にしたいので、来年難しいならこれが最後の出資になるでしょう。

測尺が小さめですが、一応425kgならセーフかなと。体高もそこそこあるのと、成長力期待できる母系ですから、デビュー時にはもっと大きくなるんでないかと期待を込めて。

斎藤崇厩舎には、17産キャロットのトゥルーヴィルでお世話になりますが、まだデビューはしておらず。キャロットの他管理馬チラっとみても、じっくりやるタイプの調教師だと思いますんで、馬の成長に合わせてちゃんと扱ってくれるのも期待したいです。

 

 

<今後の目標・願望・妄想など>

ディープの牝駒ですんで、当然3歳牝馬3冠にトライしてくれたらとは思うものの、近年の競馬では3歳春に間に合わせるとなると2歳夏のデビューは必須になりますから、この仔には無理させて欲しくないなと。2歳秋デビューで、オークス間に合ったらラッキーくらいで良いのではないでしょうか?とりあえず1つ勝ってくれれば、古馬になっても楽しめますし、芝中距離の牝馬限定の重賞1ヶくらい勝てる馬になってもらいたいですね。広めのコースで、安定して終いしっかりと伸ばせるようなスタイルを身に着けて欲しいと思ってます。