19産シルク出資馬のご紹介後編です。
No.S-46 ウインフロレゾンの19 【リオンディーズ×ウインフロレゾン】
牡1歳
2019年5月21日生 黒鹿毛
入厩:関東・武市厩舎予定
生産:白老ファーム
育成:ノーザンファーム空港
<出資の理由>
こちらもやっとこさではありますが、愛馬でしたリオンの仔にようやく出資することが出来ました。ブリーダーズSSでは何回も会っているのにね。
去年のシルクのウルドが実績で取れなくて、今年あっさりデビュー勝ちしたので、シルクの会員がこんなに増えてなきゃなぁと少し思いましたが。
今年はボーダーでギリ拾われた感じなので、本当に良かったと思っております。あんまり良く分かってないですが、かなり厩舎が不人気みたいなので、そういう理由もあったでしょうけどね。
父リオンディーズは、最終的な勝ち鞍が朝日杯FSのみですが、距離適性としては2000mくらいが一番だったかなと。単純にあの燃えまくる気性が問題なだけで、フィジカル的には2400mまでならこなせる体力は持ってました。
なので、繁殖は中距離よりも短めな適性の牝馬の方がベターな気はします。
ウインフロレゾン産駒は、現3歳のレイコックアビーにも出資してましたが、残念ながら未勝利引退地方行きとなり。ウインの繁殖ポテンシャルはそんなに高くはないのでしょうが、レイコックアビーはノド鳴り抱えたままずっと走ってましたのでね。ちょっと評価難しいところもありました。
シャトーブランシュの半姉ですし、遠いけどヌレイエフ持ちでリオン付けたらクロス発生ですし。まぐれで当たりが出ても良いのではないかと思っております。スピード能力がちょっと欠けるかもしれないので、そこはリオンのポテンシャルでなんとかカバーしてもらいたいかなと。
5月生まれなのと、もうちょっとサイズが大きいと更に良かったですが。ちょっと非力な感じでも、ちゃんと歩けてますから成長待ちなとこですね。募集価格も安いですし、シルクの期待も薄いでしょうけど、ダートでも走れるなら未勝利脱出の確率は上がってくれそうです。あとはこの仔も気性面がどんなもんになるのかですね。
No.S-47 シャルルヴォアの19 【ビッグアーサー×シャルルヴォア】
牡1歳
2019年4月16日生 鹿毛
入厩:関東・新開厩舎予定
生産:坂東牧場
育成:ノーザンファーム早来
<出資の理由>
これはもうリスト見た段階から、ビッグアーサーの産駒に出資するのはここしかないなと思っていて。チャンスがあればよっぽどでなければ1次で行こうと決めてました。
超高速馬場の高松宮記念でミッキーアイルをねじ伏せた競馬は見事でしたし、スプリンターズSでのヘグりと馬場の合わない香港に行かなければ、もうちょっとビッグアーサーの価値は変わっていた可能性が高いです。バクシンオー・ユタカオー・テスコボーイ・プリンスリーギフトの懐かしの系統に、少しロマンを感じるおっちゃんだって良いじゃないかと、自分に言い聞かせてみてます。
シャルルヴォアの繁殖成績は、そんなに目立つものではないですが。祖母ばカナダチャンピオンでスペシャルウィークを付けて、自身も芝中距離で勝ち鞍ありますんでね。カナロアもそうですが、短距離種牡馬に中距離の繁殖を当てるのは今のトレンドでセオリーだと思いますし、坂東牧場産でテスコボーイ×マルゼンスキーとか昭和の香りの漂う馬に出資出来るのも、シルクの良さの一つでしょうね。
胴が短めで筋肉質で距離は持たないでしょうが、1400~1600mくらいまでは持ってもらいたいですね。牡馬で1600万と劇的に安い馬なので、あまり高望みはしちゃいけないでしょうが。まずは未勝利脱出をして、長く楽しませて欲しい一頭です。
No.S-48 プリティカリーナの19 【ドゥラメンテ×プリティカリーナ】
牝1歳
2019年1月18日生 青鹿毛
入厩:関西・池添学厩舎予定
生産:ノーザンファーム
育成:ノーザンファーム空港
<出資の理由>
毎年ですが、プリティカリーナの仔は縁があれば是非行きたいと思ってましたが。シルク募集の時は人気で縁が無く。ここ2年はセレクト行きで、今年はシルクにやってきて。一般抽選でチャンスが少しありそうだったから申込しましたが、かなり狭い門を通って出資出来たのはラッキーだったと思います。
仔出しも良いですし、何よりもシーキングザゴールド直仔でストームキャット肌で、繁殖としての価値は高いと思いますし、どっかで大物出してもおかしくないのではって感じです。
コケレールと違ってアメリカンでスピードタイプの肌馬で自身も6~7Fの勝ち鞍ですんで、ドゥラメンテの相手としてはこちらの方が理想かなと。ミスタープロスペクターの濃いクロスで、柔らかみと早期完成をアシストしてくれたら良いのですが。
全体的なバランスとか柔らかみとか推進の仕方とか、動画観て良いなと思ってましたし。心配なのは1月生まれな割りに体重軽いのと、調教師な点ですかね。あとは気性面ですか。
それなりにストライドが伸びそうなので、東京とか阪神外回りの芝1600~2000mとか狙いで良いと思います。
9/1の近況で、長めのキャンターと坂路も入ってますから、かなり進みは良さそうですんで、19産早期始動組の中心的存在になってくれそうな期待をしています。
ということで、19産シルクの出資馬紹介終了です。
ご一緒の方いらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。
比率としましては、牡馬:牝馬=4:3 関東:関西=6:1となっております。
シルクは出来るだけ牡馬をと思ってますので、層の厚さとか能力云々は除いて、良い感じではないかなと。関東人だから関東多めってのもありますが、天栄に会いに行ける強みが関東馬にはありますので、北海道の見学が難しくなっている近年・そしてこのコロナ禍の問題もありますから、来年以降何処かのタイミングで天栄で彼らと面会出来たらなと思っております。
続いてキャロット19産出資馬のご紹介を。