キャロット19産愛馬のご紹介続きます。

 

No.C-69 サザンスピードの19 【ミッキーアイル×サザンスピード】

 

牝1歳
2019年2月15日生 鹿毛
入厩:関東・矢野英厩舎予定
生産:ノーザンファーム
育成:ノーザンファーム空港

 

<出資の理由>

父はミッキーアイル。現2歳が初年度産駒で、出資馬だったシロインジャーの仔でいきなり重賞勝ちを出したのはビックリでありました。リアルインパクトが当たったように、ディープインパクトの後継でも、よりスピード色の強い馬がより重宝される時代になりそうで。ミッキーアイルは、これまた出資馬だったヨゾラニネガイヲの弟になり。アイルドフランスはずっと気になっていて、何でこれキャロットで募集してくれなかったのよと今でも思っております。

トレンドのデインヒル・ヌレイエフ持ちのディープ産駒なので、ヨーロッパ的な血の入った中距離タイプの繁殖が良さそうなので、シロインジャーから当たりが出たのも良いとこなんだろうなと感じました。

 

母はサザンスピード。

2011年のBMWコーフィールドカップ勝ち馬です。

https://www.youtube.com/watch?v=i_XGLpx8A7M

 

 

検索したら何故か香港実況版しかなかったですが。

ウイリアムズJを背に、好位のインで我慢して直線外に出して完勝。52.5kgの斤量も味方したでしょうが、牡馬相手にクラシックディスタンスのビッグレースで勝てたのは評価して良いと思います。

モシーンと似ていてマイルも勝ってクラシックディスタンスも勝ってなので、他馬との相対的な力量差で勝ったのもあるのでしょうが。競走能力はそれなりに高かったと言っていいのかなと。

サザンイメージがダート短距離なんですが、ザビールってのがスタミナ補完してるんですかね。デインヒル・ヌレイエフ持ちなので、この仔はモロにクロスになりヘイロー4×4・デインヒル4×4・ヌレイエフ4×5と近親交配多すぎるとちょっと体質とか心配にはなりますが。

動画観た感じでは、体高高めで既に510Kgあるので貫禄ありますね。それでも重苦しい感じはなく、前も出てますのでスピード内臓してくれれば面白そうかなと。足元問題なく1歳秋からしっかり調教積めるようなら、来夏の始動も視野に入れられるように育って欲しい。

シルクのモシーンの仔と同様に、テンからしっかり好位を取って正攻法で押し切るような競馬を教えて欲しいです。中山の芝の1600~1800mあたりで、上手く立ち回れる条件で活躍しれると嬉しいですね。

 

 

 

No.C-70 リーチングの19 【Arrogate×リーチング】

 

牝1歳
2019年5月15日生 鹿毛
入厩:関東・宗像厩舎予定
生産:ノーザンファーム
育成:ノーザンファーム早来

 

<出資の理由>

最初にリストを見た段階で、今年の面白血統枠はこの仔が絶対良いなと思っておりまして。

ただ動画見て馬自身も悪くないと思った段階で、今のキャロットだと一般で取れるか微妙だろうなと思ってたら案の定抽選となり。

本当に当たって良かったですが、今のキャロットはマジでおっかないですね。

 

父はスーパーホースのアロゲートで、今年が初年度産駒になります。

https://www.youtube.com/watch?v=Vkj3jtY-RPY

 

 
 
 
カリフォルニアクロームを最後ねじ伏せたブリーダーズカップも、出遅れてどんだけ長く脚使うんだよと思わせてブチ抜いて、最後手綱抑えて勝っちゃうドバイWCとかは、ちょっとマンガの世界のレベルで。近年でもなかなか見ない強烈なインパクトを残す米国最強馬でありました。ブリーダーズカップのマイク・スミスの4コーナーのライン取りとかすっごい痺れます。
種牡馬としては未知数ですが、アンブライドルズソング・ディストーティドヒューマー・デピュティミニスターと、ディープとかハーツとかオルフェの相手に欲しがってる血満載ですんで、本当に日本の競馬に必要な血を持つ馬だったのですが。残念ながら今年6月に7歳という若さで亡くなってしまったということなので、本当に本当に惜しいことをしました。この仔を含めて、日本に入ってくるわずかな血を大切にしてもらいたいです。
 
母リーチングはアイルランド産で目立った競走成績無いですが。ダンシリのデインヒルとサドラーズウェルズ・ブラッシンググルーム持ってますんで、ヨーロッパ的な重さを満載なところで、日本の軽い血統の種馬に合わせるために買ってきた感じはありますね。もしかしたらアロゲートの血欲しさにノーザンが買ったのかもしれないですが。
 
正直なところこの仔の適性は分かりませんが、馬体重は410kgと軽いものの、5月中生まれなんで仕方ないですし。体高もそこそこあって骨格もしっかりしてますんで、ダートでも大丈夫かなと思っています。距離適性は1800~2000mあたりになるんですかね。
何とかまずは未勝利をしっかり勝ち上がって、是非アワブラに残ってもらって。将来ブラストワンピースを付けて、ダンシリ濃厚クロスとかやってもらいたいです。
 
 
 

No.C-71 サンブルエミューズの19 【ハービンジャー×サンブルエミューズ】

 

牝1歳
2019年3月2日生 鹿毛
入厩:関西・高野厩舎予定
生産:ノーザンファーム
育成:ノーザンファーム空港

 

<出資の理由>

出資馬でそして愛馬GⅠ初挑戦を果たしてくれたサンブルさんの子供ですから、血統がどうだろうが出来がどうだろうが問答無用で申込をしておりまして。運が良いことに今年もご縁がありまして、これで3世代連続の産駒出資が叶っております。

母サンブルエミューズはキョウエイマーチの血に出資したいと思って縁があった馬で。ヴィートマルシェも堅実に良い仔出してる馬でキャロット人気高い馬ですから、この先もこの血をアワブラで繋げて行ってもらいたく。

 

曾祖母キョウエイマーチは1997年の桜花賞勝ち馬です。

https://www.youtube.com/watch?v=MRXEyIRt1tI

 

 

最近の若い競馬ファンの方は、おにぎり型の阪神競馬場とか魔の桜花賞ペースとか、意味わかんないんすけど何すか?とか言う人もいるでしょうが。そういう世代にもたまにアーカイブとかも見て欲しく。

キョウエイマーチと言えば、この桜花賞の泥んこ馬場でドーベルを千切った競馬が一番圧巻でした。ダンシングブレーヴのスピード持続力はやっぱ凄いですね。

 

父が今回はハービンジャーになりまして。

ハービンジャー産駒を選ぶ時に、短距離スピード能力高い・大柄・ヌレイエフ持ちあたりの繁殖牝馬が良いのを目安にしてますが。サンブルさんは残念ながら小柄でヌレイエフ無しですんで、短距離スピードだけの勝負になりますね。

この仔に関しては体重が420kg台で小さいのがどうなのかですが、動画観てもそこそこ体高ありますし筋肉量もそこそこあるので、これから調教始めていくにあたって飼葉食いが落ちなければ大丈夫かなと。

半兄のヴェスターの時も、ノヴェリストで大丈夫かよ?って思われてたけど現状頑張れてますんで、この仔もハービンジャーで重くないかな?と思われるかもしれませんが、ちょい時計かかる馬場くらいがちょうどいいかもしれないですね。

結構柔らかみもある動きに見えますから、マイルくらいまでは持って欲しいなと思っておりますし、きっちり育成進められるなら来夏からの始動を期待したい仔です。

 

 

 

ということでキャロットの19産出資馬紹介は以上となります。

ご一緒の方いらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。

比率としましては牡馬:牝馬=1:6 関東:関西=6:1となっております。

19産はシルクと併せて計14頭出資になりまして、牡馬:牝馬=5:9 関東:関西=12:2となっております。

キャロットはさすがに牝馬多過ぎですが、そういう申込の仕方したんですからそれは仕方なく。

重複ですが、この中からアワブラに残ってくれる仔が1頭でも多くなることを期待しつつ。

募集価格低めの仔も結構いますが、そんなもんはこの先馬が走る走らんとは全く関係なくなりますんでね。

まずは来年の夏前に全頭健康で、デビューに向けての道筋が各々きちんと付けられているように、この世代には本当にお願いしたいです。

来春もおそらく牧場見学は厳しいと思いますが、来夏くらいにコロナが落ち着いて見学可能になったなら、1度は彼らに直に会いたいなと思っております。